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牛乳が飲めない私がヨーグルトだと快腸なのはなぜか?

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私は学生時代は体育系だったので部活から帰宅したら冷蔵庫を先ず開け牛乳をゴクリ、

風呂上がりに決まって牛乳をゴクリ、毎日のように牛乳を飲んでいた生活でした。

しかし、進学し親元を離れ自炊している時は牛乳を自ら買う事はなく。

その後、就職して働くようになった頃も牛乳をあえて買う事はなくなりました。

そんな生活だったので、たまに牛乳を飲むとお腹が「ゴロゴロ」とはじまり、直ぐにトイレに駆け込む状態。

一番困るのは外出先でのカフェオレついつい飲んでしまうと、そのあとずっとお腹がグルグル大変である。

それを何度も繰り返していると、牛乳を飲む事が怖くなり牛乳恐怖症となりました。
(そんな大げさな話しではありませんが)

 

そんな私がごく最近気づいたのはヨーグルトなら大丈夫と言う事です。

しかも、お腹の調子がすこぶる良いのです。

現在では、ヨーグルトメーカーを使って1週間に1リットルパック1本のペースで量産しているのでその作り方もご紹介。

 

※ヨーグルトは、朝食べるより、夜食べたほうがいいぞ!!

 

 

【追記】
(ヨーグルトの作り方はこちらの記事を見てください!)(作成中)

 

 

では、今回はなぜ牛乳がダメでヨーグルトが良かったかの話です。

 

 

牛乳は本当に健康飲料か?牛乳って体に悪いって本当?

 

◆その前に、そもそも牛乳は体に悪い?

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品のひとつです。

その元となる牛乳ですが以前、テレビ番組で「牛乳は体に悪い」と言っていてビックリした経験があります。

あれほど”牛乳”=”健康飲料”と信じていた私には衝撃的な話でした。

そもそも、牛乳が体に悪いのならヨーグルトにしても体に悪いんじゃないのか?

そこで、先ずは牛乳は体に悪いのか、から調べてみるとにしました。

 

◆牛乳が体に悪い代表的な問題3つ

牛乳にまつわる代表的な問題を3つほどピックアップ!

1.「乳糖不耐症」になる
これは、牛乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼ(乳糖分解酵素)の働きが小腸で低下し乳糖を消化吸収できなくなり消化不良の状態に陥ることです。

この状態になると腹部の腹痛・不快・下痢・ガスがたまるなどの問題症状が現れます。

更に、日本人は外人(北西欧系の白人)と比べると乳糖不耐症の率が高いとされています。

 

2.「骨粗しょう症」になる
骨を強くするために牛乳を飲みなさい、と言われたことがあるが実は牛乳に含まれる”リン”は骨の形成に必要だが、大量に取り過ぎるとカルシュウムの吸収を妨げ、結果的に「骨粗しょう症」の原因となります。

 

3.「牛乳貧血」になる
乳児期後半から幼児期に牛乳を多量に摂取すると鉄欠乏性貧血と低蛋白血症の症状が現れます。

 

◆本当に問題なのか?調べてみた。

1.「乳糖不耐症」になる
哺乳類は基本母乳で子供を育てるため、赤ちゃんは生後一定期間の間ラクターゼ(乳糖分解酵素)の動きが活発になります。

その後、成長するにつれラクターゼの動きが低下するため大人になると乳糖を分解しずらい状態になります。

よって、大人になって牛乳を飲んでお腹の調子が悪くなるのは自然の事なんです。

確かに、動物の世界で乳離れ後に、ふたたび乳を飲む動物を見たことが無い。

ある機関では15歳以上の男女10,000人を対象に牛乳を飲んだ後の症状を調査した結果、お腹のゆるみをいつも起こす人は7%で、

その他、いつもじゃないがある、たまにある、までを含めると約50%の人が、何らかの症状が出るとの結果があります。

 

よって、「乳糖不耐症」は大人になれば誰でもなるとのこと。(但し、個人差はあります)

 

ちなみに、北西欧系の白人は生涯にわたってラクターゼを生成し、世界の人口の75%以上は「乳糖不耐症」なんです。

 

2.「骨粗しょう症」になる
骨粗しょう症の財団が発表している内容だと「牛乳や乳製品が骨粗しょう症の原因になる」という科学的なデータや報告は無いと言っています。

逆に牛乳は「骨粗しょう症の予防に有効」「中高年期の女性の閉経後の骨量減少を抑える」との良い報告がありました。

 

3.「牛乳貧血」になる
3歳以下の子供に1日600ml以上を3ヵ月以上継続して市販の牛乳を摂取した場合に発症するとの記事がありました。

牛乳の1日の目安としては400ml以内だそうです。(あくまでも乳幼児のケース)

更に、日本小児科学会認定専門医の話によると、牛乳には鉄分が少なく(約0.6mg/L)、牛乳を飲み過ぎるとお腹がいっぱいになり他のご飯が食べれなくなる事で「鉄欠乏性貧血」になるのだとか。

 

 

成長期以降の牛乳は不要では?

大人になると多くの人が「乳糖不耐症」になるのであれば

そもそも、牛乳を飲む必要はなのでは?

成長期以降の牛乳や乳製品を摂取するメリットを見ていくとこんな感じ。

時に、女性はカルシウムが必要なことが分かります。

  • 成人前期(20才代)
    ・体力や免疫力の維持・強化
    (たんぱく質、ビタミン、ミネラル)
    ・便秘予防にも有用
    ・肌の健康維持(ビタミンB2やビタミンA)
    ・妊婦・授乳期のカルシュウム摂取
  • 成人中期(30-40才代)
    ・生活習慣病の予防効果
    (糖尿病、高血圧、脂質異常症、胆石症、痛風)
    ・胃がん、大腸がん、乳がんなどの発生を抑制
    ・骨粗しょう症を予防(特に女性)
    ・体力・筋肉づくり
  • 成人後期(50-60才代以降)
    ・骨粗鬆症・高血圧・動脈硬化促進因子の阻害
    特に骨粗しょう症の為にカルシウムは欠かせない
    ・大腸がんの発生リスクを軽減
    ・免疫力の活性化

(参考)一般社団法人Jミルク

 

(※)特に、女性は骨粗しょう症の予防にカルシウムが必要なようです。

 

◆牛乳はあくまでも健康飲料の一つと考えるべき。

あくまでも私の結論としては、牛乳は健康飲料の1つです。

 

牛乳は、カルシウム、脂質、ビタミン、ミネラル、炭水化物、たんぱく質、脂質などなど、成長期に必要な栄養がバランスよく含まれている準完全栄養食品です。

 

成長期以降の大人になっても、生活習慣病の予防効果や骨粗しょう症の予防に効果があると専門機関で言われています。

 

但し!但し! 万能薬の飲み物ではない。

 

よって、どのような飲料水・食料品もそうですが、ほどほどに摂取することで健康の補助になると考えるほうが良いでしょう。

 

何事もバランスの取れた食生活を心がけるべきだと思います。

 

個人差もあり、合わない人もいるので偏った情報には流されず、体に合わないと感じたら飲まないのが一番です。

 

なので、子供も牛乳が嫌いならば無理に飲ませるよりも、その他の食材で栄養を補填するするほうが良いのではと思います。

 

例えば、牛乳アレルギーの人は植物性のミルク(豆乳:ソイミルク)もあるので、そちらを試してみるなどしてみましょう。

 

アスミール

 

 

◆今回のメインの話、「なぜヨーグルトであれば腹痛しなかったのか?」

牛乳は健康に良い飲み物の1つだと分かりましたが、その牛乳から作るヨーグルトなのに腹痛しなかったのか?

 

それは、ヨーグルトの「乳酸菌」が乳糖を分解するラクターゼの働きにありました。

 

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵する過程で乳糖が乳酸に変化し乳糖含量が減ります。

 

乳酸菌の発酵によって問題の乳糖は20 ~ 40%が分解されるとの事です。

 

更に食べたヨーグルトが小腸にてヨーグルト中のラクターゼが乳糖を更に分解

 

その結果、乳糖値が大幅に減った事で腹痛の症状が出なくなり、ヨーグルトの腸内整腸の働きで快腸の状態となったと考えます。

 

素晴らしい!ヨーグルトの「乳酸菌」パワー!

コレも個人差があると思いますので、自分に合った食べ方を探すと良いと思いますよ。

 

ケフィア豆乳ヨーグルト
 

 

◆余談◆

今回、自分で色々な専門機関の情報を集めていると、ネット上では確かに牛乳に対する批判がありました。

それは、「牛乳が悪い」と主張している人たちがいて、牛乳が人体に悪影響をもたらしていると記事にしています。

あるサイトでは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く摂取する事で「前立腺ガン」「心臓病」「乳ガン」「卵巣ガン」のリスクが上がると証言しています。

その人たちの中には現在の家畜のありかたまでも問題提起しており、家畜の虐待や家畜による環境破壊も問題だと指摘しています。

その人たちはヴィーガンを支持する人達でした。

人間の為に牛、鳥、豚などの動物が毎日膨大の数処理されている事への問題を提起しています。

人間が生きるために避けては通れない問題ですが、何が良いのでしょうか?

考えさせられます。

 






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