生成AIは、とても便利です。だからこそ、使う側の「モラル」が大切です。
総務省の教材が示す、3つのモラルをまとめます。
モラル1: 本来、自分が行うべきことまで、AI任せにしない
- 学校や大学の課題を、すべて生成AIで済ませようとする。
- AIの利用を想定していないコンクールなどに、生成物をそのまま出品する。
モラル2: 偏見のある答えを、そのまま使わない
教材には、画像生成AIで、「看護師」の画像を指示したら、女性ばかりが出力され、「国会議員」では男性ばかりが出力された例が載っています。人種にも、偏りが見られました。生成AIは、常に中立とは限りません。偏りがないか、自分で考えて、必要なら、具体的に指示をして、多様性を引き出しましょう。なお教材は、「現在では、サービス側の改善が進んでいる」とも注記しています。
モラル3: 犯罪や非倫理的なことに悪用しない
2023年4月、中国で、生成AIで実在する友人の顔を生成し、8,400万円以上をだまし取る事件が発生したと紹介されています。被害者は、友人からのビデオ通話で、「入札の保証金を貸してほしい」と頼まれ、入金しました。
「使ってはいけない」わけではありません
教材は、仕事や勉強で、生成AIを一切使ってはいけないわけではない、と説明しています。目的に沿って、適切に活用することが大切です。
まとめのチェック
- AIが作ったものを、使う前に、自分の目で確かめる。
- 他人を傷つけるために、AIを使わない。
- AIの答えが、公平かどうか、考える。
※総務省の教材は、2023年時点のChatGPT(GPT-4)を例にしています。画面の見た目や機能は、今と異なる場合があります。基本的な考え方は、今も参考になります。
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出典
- 総務省「生成AIの入門的な使い方と注意点」(教材 ver1.0)(2026年10月12日に確認)
- 生成AIはじめの一歩|総務省(2026年10月12日に確認)
