子どもがChatGPTを使い始めた。そんなとき、保護者のアカウントとつなぐと、使える機能の一部を決められる「保護者による管理(Parental controls)」があります。ただし、子どもの会話の中身を、保護者が見られるわけではありません。
つなぎ方、決められる設定、安全のための通知、解除のしかたを整理します。(機能は変わることがあります。)
保護者による管理とは
保護者が自分のChatGPTアカウントを、10代の子どものアカウントとつなぎ、選んだ設定を管理し、利用できる時間を決め、限られた場面で安全の通知を受け取る機能です。
- つないでも、保護者は子どもの会話、チャット履歴、リアルタイムの活動を見られません。
- どちらからでも、いつでも、つなぎを解除できます。
- 1人の保護者は、複数の子どもとつなげます。子どもは、同時に1人の保護者とだけつなげます。
つなぎ方
保護者から子どもを招待する(ウェブ)
- プロフィールのメニューから「Settings」を開きます。
- 「Parental controls」を選びます。
- 「Add family member」を押し、「Use phone」か「Use email」を選びます。
- 子どもの電話番号かメールアドレスを入れて、「Send」を押します。
子どもに、ChatGPTのアカウントをつなぐリンクが、メッセージまたはメールで届きます。子どもが受け入れたら、「Family members」の下の子どもの名前から、設定を見たり変えたりします。
子どもから保護者を招待する
子どもは、「Settings」→「Parental controls」→「Invite a parent」から招待できます。つないだあと、子どもは設定のオン・オフを見られますが、保護者が管理している設定は変えられません。
うまくつながらないとき
- 招待のリンクを開いても、受け入れる選択肢が出ないときは、招待を受け取った電話番号・メールアドレスに結びついた個人のChatGPTアカウントに、ウェブでログインします。「Settings」→「Parental controls」で、保留中の招待を開いて「Accept」を押します。
- 送った側は、「Invitation sent」の人を選んで「Resend invitation」で再送できます。宛先をまちがえたときは「Cancel invitation」して、送り直します。
決められる設定
- Reduce sensitive content(センシティブな内容を減らす): 年齢に合わない内容を減らす安全策。初期設定はオンです。
- Improve the model for everyone: 子どもの会話を、ChatGPTの改善に使うか。初期設定はオンです。
- Reference saved memories: 保存された記憶で、答えを個人向けにするか。
- Health: ChatGPTのヘルス機能を使えるか。
- Codex network access: ChatGPT Workで動くコードが、オンラインのサービスにつなげるか。
- Cloud browser: ChatGPT Workが、クラウドのブラウザで公開のサイトを見られるか。
- Voice Mode: 音声モードを使えるか。
- Image generation: 画像をつくる・編集できるか。
- Study mode: 新しい会話が、学習モードで始まるか。使うこと自体は、止めません。
- Study hours: 決めた時間に、新しい会話が学習モードで始まるようにする。アクセスは止めません。
- Quiet hours: その時間は、ChatGPT(Workを含む)を使えなくする。
多くの設定は、オフにすると、その機能が子どもに隠れる、またはブロックされます。オンにしても、ChatGPTのほかの安全保護は続きます。変更が、すぐには反映されないことがあり、新しい会話から適用される設定もあります。
会話の中で設定を頼む
保護者は、ChatGPTに、つないだ子どもの設定を確認・変更するよう頼めます。変更案を見て、「Allow」か「Deny」を選びます。一部の設定は、会話の中では変えられず、「Settings」→「Parental controls」で管理します。
センシティブな内容の安全策
つなぐと、過激な描写、危険な「ウイルスチャレンジ」、性的・恋愛のロールプレイ、暴力的なロールプレイ、極端な美の基準を減らす安全策が加わります。保護者は「Reduce sensitive content」をオフにできる場合がありますが、その安全策だけが変わります。子どものアカウントが大人のアカウントになるわけではなく、ほかの10代向けの保護や機能の制限は残ります。
安全のための通知
限られた場面で、安全に関する通知が届くことがあります。つなぐこと自体は、会話の中身を見せるものではありません。
親子で話し合っておきたいこと
- AIは便利ですが、まちがうことがあること。
- 個人情報(住所、学校名、家族の情報)を書かないこと。
- 困ったり、いやな気持ちになる内容が出たときは、大人に伝えること。
出典
- OpenAI Help Center「Managing parental controls in ChatGPT」(2026年10月27日に確認)
