Googleアドセンスを特定の記事のみ表示させたくない時の方法。
Googleアドセンスを設定したまでは良かったが、すべての記事に自動広告が入ってしまい困ったことはありませんか?
実際に私の場合はサイトのプライバシーポリシーの中に広告が表示されてしまいこの方法で対応しました。
回避策としてプラグイン「Widget Logic」を使用します。
プラグイン「Widget Logic」を使用
Widget LogicはウィジェットにGoogle アドセンスの表示/非表示の条件を設定できるWordPressのプラグインです。
ウィジェット毎にWordPressの”条件分岐タグ”が利用できるため、表示条件を細かく設定できます。
WordPressの”条件分岐タグ”一覧
「Widget Logic」のインストール
先ずはWordPressのプラグイン項目の新規追加から「Widget Logic」を検出、インストールし有効にします。
次に、Widget Logicの設定を行うのですが設定項目は「外観」の「ウィジット」でページの最下位にあります。
実は、ここでの設定は一切ありません。
実際に設定を行うのは、各ウィジット項目の下のほうに”ウィジェットのロジック”が表示されます、こちらに条件分岐タグを記載する事になります。
条件分岐タグの記入例
- こちらの例だと、
!is_page('541')
is_page() | 表示の対象は固定ページ |
---|---|
'541' | 固定ページのIDを記入する事で対象の記事を限定。(シングルコーテーションなくてもいい) |
! | 感嘆符”!”を先頭に付加する事で”非表示”の指定 |
よって、上記の例では固定ページのID=541に対してGoogleアドセンスが非表示となります。
- 複数の条件分岐を指定する場合は論理演算子を使用する。
A || B | (or)A もしくは B |
A && B | (and)A かつ B |
- 固定ページもしくは投稿ページに表示する場合
is_page() || is_single()
※結果、どちらも表示される。
- 固定ページの表示と投稿ページ(ID=101)には表示しない場合
is_page && !is_single( '101' )
- その他、良くつかわれる条件分岐タグ
メインページ | is_home() | |
フロントページ | is_front_page() | |
投稿ページ | is_single() is_single( '101' ) is_single( array( 10, 20, 30, 40 ) ) |
投稿を指定 投稿ID=101を指定 投稿ID=10,20,30,40を指定 |
固定ページ | is_page() is_page( '1' ) is_page( array( 1, 2, 3 ) ) |
固定ページを指定 固定ページID=1を指定 固定ページID=1,2,3を指定 |
カテゴリー | is_category() is_category( '10' ) in_category( array( 5,25,35 ) ) |
カテゴリーを指定 カテゴリーID=10を指定 カテゴリーID=5,25,35を指定 |
タグ | is_tag() is_tag( 'mild' ) is_tag( array( 'sharp', 'mild', 'extreme' ) ) |
タグを指定 タグ=mildを指定 タグ=sharp, mild, extremeを指定 |
最後に
各ウィジット項目の”ウィジェットのロジック”に目的の条件分岐タグを記載すれば対応完了です。
本サイトはAFFINGERを使用していますが以下の非表示設定関連の”自動広告を表示しない”にチェックをしなければうまく非表示にできませんでした。
以上で、Googleアドセンスを特定記事にのみ表示させない手順となります。