家庭用の蓄電池は、カタログの数字が多くて、どれを見ればいいのか、迷いませんか。
蓄電システムの主な性能を、11項目にまとめて、ひと目で比べられるようにした「性能表示ラベル」があります。この記事では、ラベルの目的と、11項目の意味、値の見方を、やさしくまとめました。
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性能表示ラベルって、何?
蓄電システムを導入する家庭が増えるなか、使う人の目線で、特に分かりやすく、各社の蓄電システムの特徴が見える項目を、ラベルにしたものです。蓄電システムを選ぶときの目安として使ってもらうことが目的です。電気をどれくらいためられるか、使える電力量、安全性などが表示されるので、いろいろな機種を比べて、検討できます。カタログや、メーカーのホームページで見られます。
ためられる量と、使える量(1〜3)
- 1. 初期実効容量。新品で、ふだんのときに、満充電から使える電力量。値が大きいほど、電気製品を長く動かせます。
- 2. 初期停電時放電容量。新品で、停電のときに、満充電から使える電力量。値が大きいほど、電気製品を長く動かせます。
- 3. 蓄電池容量。蓄電システムに、蓄えられる電力量。値が大きいほど、ためられる量が多くなります。
「蓄電池容量」と、実際に使える量は、別の数字です。使える量は、1と2で確かめます。
効率(4〜6)
- 4. システム容量利用率(系統連系時)。ふだんのときに使える電力量の、周囲の温度ごとの効率。値が大きいほど、効率よく使えます。
- 5. システム容量利用率(停電時)。停電のときに使える電力量の、周囲の温度ごとの効率。値が大きいほど、効率よく使えます。
- 6. システム充放電効率。充電するときと、放電するときの、電力の効率。値が大きいほど、むだなく充放電できます。
長さと量(7〜8)
- 7. 想定使用期間。蓄電システムを、安全に使える期間。値が大きいほど、長持ちです。
- 8. システム生涯蓄電容量。寿命まで使い続けた場合に、使える電力量の合計。値が大きいほど、製品の寿命までに、充放電できる電力量が多くなります。
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置く場所と、安全(9〜11)
- 9. 運転音。運転しているときの音。値が小さいほど、静かです。置く場所を決めるときの目安になります。
- 10. 防じん防水性能。ちりやほこり、水の、入りにくさ。値が大きいほど、置ける場所の制限が少なくなります。
- 11. 蓄電池劣化時の安全性。長い間使ったあとの安全性。適合していれば、長期間、安心して使えます。
ラベルを見るときのコツ
- 目的を決める。夜に使いたいのか、停電の備えなのかで、見る項目が変わります。停電の備えなら、2と5が大切です。
- 同じ項目どうしで比べる。メーカーごとの数字を、同じ項目で並べます。
- 置く場所と合わせる。運転音と、防じん防水性能は、置く場所に関わります。
- 値の大きさだけで決めない。容量が大きいほど、費用も、置く場所の条件も変わります。見積もりの金額と、保証の内容も、確かめます。
設置の前に確かめることは、家庭用蓄電池に消防法の届出は必要?の記事にまとめています。勧誘の注意は、家庭用蓄電池の訪問販売の記事をご覧ください。
まとめ:11項目で、同じ物差しで比べる
性能表示ラベルは、蓄電システムの性能を、11項目で、比べられるようにしたものです。ためられる量、使える量、効率、使える期間、音、水やほこりへの強さ、安全性を、同じ物差しで見ましょう。数字の意味が分からないときは、販売店に、遠慮なく聞いてください。
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出典
- 性能表示ラベルって何?|蓄電システム 性能表示ラベルのススメ|日本電機工業会(JEMA)(2026年10月24日に確認)
- どうやって比較するの?|蓄電システム 性能表示ラベルのススメ|日本電機工業会(JEMA)(2026年10月24日に確認)
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