引っ越しのとき、役所に行って転出届を出すのは、大変ですよね。じつは、スマホから出せる方法があります。
この記事では、「引越し手続オンラインサービス」について、使える人、メリット、手順を、やさしくまとめました。
「引越し手続オンラインサービス」って、なに?
マイナポータルから、転出届の提出と、転入届(転居届)を出すための、来庁予定の連絡の2つが、まとめてできるサービスです。2023年2月6日から、全ての市区町村で、使えるようになりました。
引っ越しでは、役所だけでなく、電気・ガス・水道など、いろいろな相手に届け出が必要で、手続きの漏れも起きやすいものです。このサービスは、そうした引っ越しの手続きを、オンラインでまとめて行えるようにする取り組みの一つです。

4つのメリット
- 引っ越す前の市区町村の窓口に、原則、行かなくてよい。
- 窓口で、順番待ちをしなくてよい。遠方のかたや、小さなお子さんがいる家庭でも、自宅から出せる。
- 祝日や夜間でも、いつでも手続きできる。
- 転入先の市区町村で、必要な手続きや持ち物を、事前に確認できる。
使える人
- 電子証明書が有効な、マイナンバーカード(iPhoneのマイナンバーカード、スマホ用電子証明書でも)をお持ちのかた。
- 日本国内で引っ越すかた。
自分ひとりの引っ越しのほか、同じ世帯のかたといっしょの引っ越しも、まとめて手続きできます。転入先の窓口では、引っ越すかたのうち、どなたか1名が、自分のマイナンバーカードを提示する必要があります。

手続きのしくみ
- 引っ越すかたが、マイナンバーカードで電子署名をして、転出届と来庁予定を送信します。
- 転出元の市区町村に転出届が、転入先の市区町村に来庁予定の連絡が、マイナポータルを通じて届きます。
- 転出元から転入先へ、転出証明書の情報が、事前に通知されます。
- 転入先の窓口に行き、マイナンバーカードを提示して、届け出ます。
手続きの流れ(スマホの場合)
- マイナポータルの「引越し手続について」にアクセスして、ログインする。
- 対象の手続き、必要なものを確認して、「申請をはじめる」を押す。
- 引っ越す日、氏名・住所、電話番号、新しい住所、引っ越す人を、画面の案内に沿って入力する。
- 関連する手続きを選んで、来庁予定の場所と日を入力する。
- 内容を確認して、マイナンバーカードで署名して、申請する。
- 転出届の処理が終わると、登録したメールアドレスに通知が届く。申請の状況を確認して、転入先の窓口へ行く。
転出届の処理には、時間がかかります。自治体の開庁時間に処理されるので、申請日から余裕を持って、来庁予定日を選びましょう。
こんなときは、窓口で手続きを
- マイナンバーカードの氏名・住所などを、最新の情報に更新していない。
- 引っ越す人のうち、誰もマイナンバーカードを持っていない。
- 自治体が、マイナポータルからの申請に対応していない。
- 海外に引っ越す。
- 住民票の住所は同じでも、世帯が異なる人を申請する。
- マイナンバーカードの「券面事項入力補助パスワード(数字4桁)」を、覚えていない。

手続きの途中で、パスワードを続けて間違えると、ロックされて申請できなくなります(読み取りの場面で3回、署名の場面で5回です)。ロックされたら、窓口で手続きしましょう。カードの有効期限は、マイナンバーカードの有効期限は2つで確認しておくと安心です。
これまでどおり、窓口に行ったり、郵送で出したりする方法も、使えます。
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出典
- 引越し手続オンラインサービス|デジタル庁(2026年10月15日に確認)
- マイナポータルから引越し手続をする方法|デジタル庁ニュース(2026年10月15日に確認)
