★ 2026-10-31 情報漏洩

脆弱性(ぜいじゃくせい)とは?放置すると何が起きる?更新が大切な理由

脆弱性(ぜいじゃくせい)とは?放置すると何が起きる?更新が大切な理由

ニュースで、「重大な脆弱性が見つかりました」「更新してください」と聞くことがあります。でも、「脆弱性」って、そもそも、なんのことなのでしょうか。

この記事では、脆弱性とは何か、放置するとどうなるのか、更新が大切な理由を、やさしくまとめました。

脆弱性とは。セキュリティ上の欠陥、放置すると危険、更新でふさぐ脆弱性とは セキュリティ上の欠陥不具合・設計のミス 放置すると危険攻撃やウイルスに利用 更新でふさぐアップデートする総務省 | 一情多楽
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脆弱性って、なに?

脆弱性(ぜいじゃくせい)は、パソコンのOSやソフトウェアで、プログラムの不具合や、設計のミスが原因で生まれる、セキュリティ上の欠陥です。「セキュリティホール」とも呼ばれます。

家の「鍵のかけ忘れ」や、「壁の穴」にたとえると、分かりやすいかもしれません。穴がある家には、泥棒が入りやすくなります。同じように、脆弱性があるソフトには、攻撃者が入り込みやすくなります。

放置すると、何が起きるの?

脆弱性を放置すると、外からの攻撃や、ウイルス(ワーム)への感染に、利用されるおそれがあります。パソコンなどの利用者側(クライアント)でも、サイトを動かしている側(サーバー)でも、大事な問題です。

  • サイトの改ざん:不正アクセスで、サイトの内容を書き換えられます。
  • 踏み台にされる:ほかのコンピュータを攻撃するための、足がかりに使われます。
  • ウイルスの発信源にされる:自分の機器から、ウイルスが広がってしまいます。

パソコンだけではありません。家電やカーナビなど、インターネットにつながる機器も、ソフトウェアに脆弱性があれば、同じリスクがあります。

修正の前に狙われる「ゼロデイ攻撃」

脆弱性が見つかってから、メーカーが修正プログラムを配るまでの間に行われる攻撃を、ゼロデイ攻撃といいます。修正の検討や開発には、時間がかかることが多く、完全に防ぐのは難しいのが現状です。

こうした場合は、公表された脆弱性の内容を確かめて、危険な行為を避けることが大切です。修正プログラムを適用するまでは、特に注意しましょう。

ゼロデイ攻撃とは。脆弱性が見つかる、修正の前に攻撃、修正を適用ゼロデイ攻撃の流れ1 脆弱性が見つかるまだ修正がない2修正の前に攻撃ゼロデイ攻撃3 修正を適用すぐ更新する総務省 | 一情多楽
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2026年10月の例:PHPの脆弱性

2026年10月には、サイトを動かすプログラム「PHP」の、2つの脆弱性が見つかり、「PHP2Shell」と呼ばれました。悪用されると、遠隔の第三者に、好きなプログラムを動かされるおそれがあります。開発元は、修正した新しいバージョンを公開しました。くわしくは、PHPの重大な脆弱性「PHP2Shell」とは?をご覧ください。

このように、脆弱性が見つかったら、修正されたバージョンに、更新することが基本の対策です。

脆弱性への対策:更新(アップデート)

  • OSやソフトウェアを、アップデートする。修正プログラムで、脆弱性をふさぎます。Windowsなら、Windows Updateなどで対応できます。
  • 一度ふさいでも、新しい脆弱性は見つかる。更新の情報を集めながら、できるだけ早く、アップデートしましょう。
  • サポートが切れたソフトは、使わない。修正が提供されないため、危険です。くわしくは、サポートが切れたソフトは危ない?をご覧ください。
  • 家電やカメラなど、つながる機器も、更新を確認する。くわしくは、ネットにつながる家電・カメラの5つのルールをご覧ください。

まとめ:脆弱性は「見つかる」もの。更新で、ふさぐ

脆弱性は、どんなソフトにも、見つかる可能性があります。大切なのは、見つかったときに、すぐ更新することです。「更新してください」というお知らせは、後回しにせず、早めに対応しましょう。

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出典

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