★ 2026-10-31 再エネ・蓄電池

家の太陽光発電に点検は必要?所有者の責任と日常点検の目安、勧誘の注意

家の太陽光発電に点検は必要?所有者の責任と日常点検の目安、勧誘の注意

屋根に太陽光発電を付けたあと、点検は、どうすればいいのでしょうか。「10kW未満の家庭用は、点検しなくていい」と思っている人も、多いかもしれません。

この記事では、家庭用の太陽光発電システムの、所有者としての責任と、日常点検の目安、「点検が義務化されました」という勧誘への備えを、やさしくまとめました。

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家庭用でも、所有者としての責任があります

住宅用の太陽光発電システムを使っている人は、電気事業法にもとづく所有者として、設備の安全性に関する責任があります。10kW未満の住宅用でも、発電設備を適切に維持管理して、技術基準に適合させる義務があるとされ、所有者による日常点検が推奨されています。

点検が大切なのは、太陽光発電システムが屋外に置かれ、天候や気候、影、塩害などの、きびしい環境にさらされるからです。発電性能や安全性が、少しずつ下がることがあります。

点検をせずに放置すると、性能や安全性の低下を見逃して、火災や感電などの問題が起こる可能性があります。

日常点検の時期。月1回程度、台風・強風の前後、地震や洪水のあと、悪天候のあと日常点検をする時期 月1回程度定期的に見る 台風・強風前と後に見る 地震・洪水あとに見る 悪天候のあと | 一情多楽

日常点検は、いつ行う?

日常点検の目安は、次のとおりです。

  • 月1回程度、定期的に。
  • 台風や強風の、前後。
  • 地震や洪水のあと。
  • 大雨、大雪、雹(ひょう)、落雷などの、悪天候のあと。

保守点検や維持管理の計画を提出している場合は、その計画に従って点検します。点検の項目は、日本電機工業会と太陽光発電協会が出している「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」の、日常点検の要領が、もとになっています。

日常点検とは別に、専門の技術者による定期点検があります。50kW未満の低圧連系の設備(戸建住宅など)では、4年に1回以上が目安です。くわしくは、販売店やメーカーに確認しましょう。

不具合かな、と思ったら

不具合が見つかったら、メーカーや販売店に、再点検や、修理・交換を相談します(有償になることがあります)。

発電性能が落ちていないか、見つける方法

  • 表示モニターや、HEMS(家庭のエネルギー管理のしくみ)があれば、過去の発電量と比べると、見つかることがあります。
  • 余った電気を売っている場合は、電力会社から届く「需給電力量のお知らせ」の、変化から見つかることがあります。
  • 安全性が下がると、ブレーカーが落ちて、停電する場合があります。

性能や安全性が下がったように見えたら、販売店やメーカーに連絡して、専門業者による点検やメンテナンスを受けることが、すすめられています。

不具合かなと思ったら。見て確かめる、販売店やメーカーに連絡、結果を記録不具合かな、と思ったら 見て、比べるモニターの過過去の発電量と比べる回 連絡する販売店・メーカーに相談 記録を残す | 一情多楽

設置して1年目は、初期の不具合が出やすい時期

運転を始めて1年目は、初期の不具合が起こりやすい時期です。設置したときには、システムがトラブルなく動いているかの検査をして、結果を、書面で保管します。1年目の点検も受けて、その後も、日常点検と定期点検を続け、結果を残しておきましょう。

保証書も、受け取って、保管します。保証には、一般に、パネルの出力保証と、パワーコンディショナなどの周辺機器の保証があります。保証書がないと、保証を受けられないことがあります。蓄電池を増設したり、パワーコンディショナを交換したりしたときも、全体が正常に動いているかを確かめる、1年目点検がすすめられています。

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「点検が義務化されました」と言われたら

知らない業者から、「点検が義務化されました」と言われて、契約をすすめられる相談が、全国の消費生活センターで増えています。

  • その場で、契約しない。
  • 設備を買った販売店・施工店や、機器のメーカーに、「定期点検の義務対象か」を確認する。

家庭用の太陽光発電は、所有者の日常点検が推奨されています。固定価格買取制度で売電している場合は、「事業計画策定ガイドライン」で、保守点検と維持管理を実施することとされています。ただし、それは「知らない業者の点検を受けなければならない」ということではありません。くわしくは、太陽光発電の点検商法の記事をご覧ください。

点検が義務化されたと言われたら。その場で契約しない、購入先に確認、義務対象か確かめる義務化」と言われたら その場で契約しない知らない業者の勧誘 購入先に聞く販売店・施工店・メーカー 表務対象か確認「定期点検の本務対象」か | 一情多楽

自分で、絶縁や撤去は、しないで

使うのをやめたいときは、販売店や、太陽電池のメーカーに、まず相談します。パネルは、曇りのときでも、数百ボルトの電圧が発生するので、自分で絶縁の処置や撤去をするのは、危険です。撤去のときは、屋根の防水などの処置が必要になることもあります。設置したままでは、発電を続けているので、安全性の確認も続けます。

まとめ:月1回の目視と、天候のあとの確認から

家庭用の太陽光発電にも、所有者としての責任があります。月1回程度と、台風や地震、悪天候のあとに、日常点検をして、気になるときは、販売店やメーカーに相談しましょう。「義務化」を理由にした勧誘は、まず、購入先に確認します。

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出典

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