Claudeに「いつもの手順」や「会社のルール」を覚えさせて、毎回の説明を省く。それができるのが「スキル」です。ExcelやWord、PowerPoint、PDFをつくるスキルは、最初から用意されています。
スキルとは何か、オンにする方法、自分でつくって使う方法、安全のための注意を整理します。(機能は変わることがあります。)
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スキルとは
Claudeに、専門の知識や手順を持たせる仕組みです。必要なときにClaudeが自分で呼び出して使います。Free、Pro、Max、Team、Enterpriseのどのプランでも使えます。使うには、コード実行(ファイルの作成)がオンになっている必要があります。
最初から入っているスキル
- Excelの表の作成・編集
- Wordの文書づくり
- PowerPointのスライドづくり
- PDFの作成・処理
「第3四半期の結果をPowerPointにして」と頼むだけで、Claudeが自分で必要なスキルを選びます。呼び出す操作はいりません。
オンにする方法
- 「設定」→「Capabilities」で、コード実行とファイル作成(新しい画面では「Create and edit files」)がオンか確かめます。
- 「Customize」→「Skills」を開きます。
- 使いたいスキルのスイッチをオンにします。いつでもオフにできます。
TeamとEnterpriseでは、オーナーが「Organization settings」の「Plugins & skills」で、コード実行とスキルをオンにしてから、各自が使います。
自分のスキルをつくって、追加する
自分の仕事の手順を、スキルとして追加できます。
- スキルのフォルダをつくります(中に、手順を書いた「SKILL.md」が必要です)。
- フォルダをZIPファイルにします。
- 「Customize」→「Skills」を開き、「+」→「+ Create skill」を押します。
- 「Upload a skill」を選び、ZIPをアップロードします。
追加したスキルは、一覧に出て、オン・オフを切り替えられます。自分でアップロードしたスキルは、共有するまで、同僚には見えません。
うまくいかないとき
- スキルの欄が見えない: コード実行がオンか確かめます。
- Claudeがスキルを使わない: スイッチがオンか、スキルの説明(description)に「いつ使うか」がはっきり書かれているかを確かめます。「ブランドのスキルを使って、スライドをつくって」のように、はっきり頼むと使われやすくなります。
- アップロードできない: ZIPが大きすぎる、フォルダ名とスキル名が合わない、SKILL.mdがない、名前や説明に使えない文字がある、のどれかが多いです。
チームで使う(TeamとEnterprise)
- 共有: 特定の同僚(Enterpriseはグループにも)に、スキルを共有できます。相手は見るだけで、中身は直せません。
- 組織に公開: 組織のライブラリに出して、全員が入れられるようにできます。審査が必要な組織もあります。
- オーナーが配る: オーナーは、全員に自動で表示されるスキルを用意できます。
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ほかの場所でも使える
- Excel・PowerPoint・Word・Outlookのアドオン: オンにしたスキルが、そのまま使えます。サイドバーで「/」を打つと、一覧が出ます。
- Claude Code: 同じClaudeアカウントでログインすると、スキルが読み込まれます。APIキーでのログインや、Amazon Bedrockなどのクラウド経由では、読み込まれません。
安全のための注意
スキルは、外部のソフトを入れるよう指示することがあります。いちばん大きな危険は、Claudeをだまして意図しない操作をさせる「プロンプトインジェクション」と、悪意のあるコードによる情報の持ち出しです。
- 信頼できる出どころのスキルだけを入れます。
- 同僚から共有されたものでも、オンにする前に、中のファイルを読みます。特に、コードの依存先や、同梱された画像・スクリプトを確かめます。
- 外部のネットワークにつなぐよう指示していないか、確かめます。
- Enterpriseでスキャンがオンなら、アップロードしたスキルは、悪意のある内容がないか検査されます。
コツ
- まず、Anthropicのスキルで動きを知ってから、自分のものをつくる。
- 説明は、はっきりと具体的に書く。
- アップロードしたら、いくつかの頼み方で試す。
- 目的ごとに、別のスキルにする。1つに全部をまとめない。
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出典
- Claude Help Center「Use skills in Claude」(2026年10月27日に確認)
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