★ 2026-10-31 情報漏洩

相次ぐ情報漏えい。国が出した注意喚起を、やさしく整理(2026年10月)

相次ぐ情報漏えい。国が出した注意喚起を、やさしく整理(2026年10月)

2026年10月、国内の事業者から、不正アクセスによる情報漏えいの発表が相次いでいます。ニュースで、よく目にしますよね。

国や関係機関は、10月上旬から、注意喚起を次々に出しました。何が起きていて、何に気をつけるように言われているのかを、整理します。

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何が起きているの?

大量の個人情報を取り扱うオンラインサービスやアカウントサービスのシステムに、不正に侵入され、個人情報を含むデータが盗まれる事案が、金融機関や通信事業者など、幅広い事業者で相次いでいます。

いま、情報漏えいが相次いでいますいま、情報漏えいが相次いでいます 幅広い事業者金融・通信などで公表 公開アプリきっかけの傾向 アカウント乗っ取りも国家サイバー統括室・IPA | 一情多楽

公表された事例の傾向から、外部に公開しているアプリケーションやサービスへの侵入と、アカウントの乗っ取りが、きっかけになっていることがうかがえる、とされています。特定の製品やサービスの弱点を狙った攻撃だとは、現時点で断定されていません。

盗まれたあとに起きやすいこと

情報を盗まれると、悪用されるだけでなく、「盗んだ情報を公開する」と脅されたり、不正に売買されたりする二次被害が広がりやすい、と指摘されています。自分の情報が漏れたと知らされたときは、そのあとの偽メールや偽SMSにも、注意が要ります。

各機関が出した注意喚起(2026年10月)

10月14日に、国家サイバー統括室が、関係機関の注意喚起をまとめて載せました。

日付出した機関題名・内容
10月7日個人情報保護委員会大規模な漏えい等事案を踏まえた対応について(注意喚起)
10月8日警察庁サイバー警察局だより2026 Vol.19(10月23日更新「情報流出に注意」)
10月9日内閣官房 国家サイバー統括室不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえた対応について
10月9日金融庁現下の情勢を踏まえたサイバーセキュリティ対策の強化と各種取引申込等における対応について
10月9日総務省不正アクセスによる情報漏えい等の事案を踏まえた対応について(注意喚起)
10月9日経済産業省不正アクセスによる情報漏えい等の事案を踏まえた注意喚起及び情報提供に係る協力依頼
10月9日IPA(情報処理推進機構)不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえ、速やかに実施すべき対策等について
10月9日JPCERT/CC直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起(随時更新)
10月13日NICT(情報通信研究機構)相次ぐ情報漏えい、その原因の一つは「アプリ解析からのサーバ攻撃」
10月の主な注意喚起10月の主な注意喚起 10月7日〜個人情報保護委員会など 10月9日総務省・経産省・金融庁・IPA 10月13日NICT(アプリ解析の攻撃)国家サイバー統括室 | 一情多楽

多くは、サービスを運営する事業者に向けた注意喚起です。迅速な脆弱性対応、多要素認証など認証機能の強化、漏えいした情報の悪用を防ぐ対策などを、委託先も含めて徹底するよう、求めています。

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事業者に求められていること

  • 外部に公開しているアプリの点検:ログの異常、適用していない修正プログラム(パッチ)がないか。
  • 利用している外部サービスの洗い出し:ログとアカウントに異常がないか。身に覚えのないアカウントがないか。
  • 保有データの再点検:「不要な情報は持たない」という基本にもとづいて、保有する情報を必要最小限にする。
  • 認証の強化:多要素認証や、パスワードの強化。

くわしい点検の内容は、情報漏えいを防ぐ事業者の点検リスト。IPAが示した3つの点検と対策の記事にまとめています。

私たち利用者にできること

利用者にできること利用者にできること リンクを押さない公式の入口から確認 使いまわさないパスワードを分ける 多要素認証オンにする警察庁・IPA | 一情多楽

不安なときの、状況別の早見表は、自分の情報が漏れたかも?不安なときの状況別・早見ガイドにあります。

まとめ

2026年10月、不正アクセスによる情報漏えいが相次ぎ、10機関ほどが、注意喚起を出しました。事業者には、公開アプリや外部サービスの点検、認証の強化などが求められています。利用者は、発表を公式のお知らせで確かめ、偽の連絡に注意し、パスワードの使いまわしを避けましょう。

個別の事案の対象や対応は、各社の公式発表で確認してください。最新の情報は、各機関のページで更新されることがあります。

出典

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