AIのニュースは、毎週のように出ています。「結局、私たちの暮らしに関係あるの?」と思う人のために、今週(10月18日〜25日)、各社の公式サイトに載った主な発表を、まとめました。
1. ChatGPTの広告が、89か国に(OpenAI・10月21日)
ChatGPTの広告の提供地域が、新しく26か国に広がり、世界89か国になりました。広告の提供を始めてから8か月あまりで、100,000社を超える広告主が使ったそうです。中南米のアルゼンチン、チリ、コロンビア、ペルーなど14か国のほか、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアにも広がります。

広告が出るのは、どのプラン?
- 広告が表示されるのは、FreeプランとGoプランのみです。
- Plus、Pro、Enterpriseの有料プランには、これまでどおり、広告は表示されません。
- 同社は、広告は「広告であること」が示され、ChatGPTの回答とは分けて表示される、広告が回答に影響することはない、会話を広告主に開示したり、データを売ったりしない、と説明しています。
2. OpenAIのモデルが、Google Cloudでも使えるように(10月21日)
OpenAIとGoogle Cloudが提携しました。OpenAIの最新モデルと、プログラミング支援の「Codex」のエージェントの仕組みが、Google Cloudの「Model Garden」で使えるようになります。企業は、Google Cloudの中で、OpenAIのモデルを購入して使えます。
- Google Cloudのアクセス制御やデータの管理の仕組みと組み合わせて使える、と同社は説明しています。
- OpenAIのモデルは、まもなく、GoogleのAntigravityやGeminiエージェントでも使えるようになる予定です。
私たちの暮らしでは、直接の変化は少ないかもしれません。ただ、使っているサービスの裏側で、複数の会社のAIが選べるようになっていくことを示すニュースです。
3. 企業での活用: UberがChatGPT Workを全社に(10月22日)
Uberは、ChatGPT Enterpriseの中で使える、仕事を手伝うエージェント「ChatGPT Work」を、全社に広げると発表しました。1,000人の試験導入から広げて、世界の30,000人以上の従業員が使えるようになります。

- Google Drive、Gmail、Google Calendar、Slackなど、日ごろ使うツールとつないで使えます。
- 調べもの、会議用の資料づくり、プレゼンテーションの作成、データの分析などを、複数のアプリにまたがって進められます。
- 標準のモデルは、「GPT-6.1 Sol」です。
4. Anthropic: 公益のための基金を設立(10月18日)
Anthropicは、自社の株式の一部を、新しい組織「Anthropic Public Benefit Fund」に拠出すると発表しました。会社が成長するほど、基金の持ち分が増える仕組みだそうです。
ニュースの読み方、3つのコツ

- 「100,000社」「30,000人」などの数字は、各社が自社の条件で示したものです。
- 各社の説明は、その会社の主張です。「安全」「影響しない」といった点は、自分でも確かめる習慣をつけましょう。
- 気になる発表は、公式サイトで、日付と一緒に確認しましょう。
※この記事は、2026年10月25日時点で、各社が発表した内容をもとにしています。詳しい内容は、必ず各社の発表でご確認ください。
関連記事
- 【2026年10月】AIの最新ニュース。GPT-6の一般提供、Haiku 5.5など
- 生成AIとは?初心者向けにやさしく解説。使い方のコツと注意点
- AIエージェントとは?生成AIとのちがいと、気をつけたいこと
出典
- ChatGPT 広告、新たに 26 か国へ拡大|OpenAI(2026年10月21日掲載。2026年10月25日に確認)
- Google Cloud での OpenAI モデルの提供開始|OpenAI(2026年10月21日掲載。2026年10月25日に確認)
- Uber が OpenAI と連携し、ChatGPT Work を全従業員に導入|OpenAI(2026年10月22日掲載。2026年10月25日に確認)
- Newsroom: Investing in the public benefit|Anthropic(2026年10月18日掲載。2026年10月25日に確認)
