ChatGPTに、前に話した好みや、仕事の内容を、また最初から説明する。その手間を、減らしてくれるのが、「メモリ」機能です。便利な一方で、「何を覚えているの?」「消したいときは?」と、不安になりませんか?
ChatGPTのメモリの仕組みと、確認・修正・削除の方法、オフにしたときの動き、個人情報の扱いを、OpenAIのヘルプにもとづいて、整理します。(機能は、プラン、地域、プラットフォームによって、異なる場合があります。)
メモリで、何を覚えるの?
メモリがオンのとき、ChatGPTは、チャットや、利用できるほかの情報から、関連する設定や詳細を覚えます。前回の続きから話しやすくなり、同じ説明を、くり返す手間が減ります。プランや地域によっては、次のような情報が、使われます。

- 過去のチャット
- 保存したメモリ
- カスタム指示
- ライブラリの中のファイル
- Gmailなど、接続したアプリの内容
メモリは、すべての会話の、すべての詳細を覚えるわけではありません。ChatGPTが、答えに関係する情報を、判断して使います。また、メモリは、状況の変化に応じて、変わることがあります。
設定は、どこにある?
- 「設定」を開く
- 「パーソナライズ」を選ぶ
- 「メモリ」を選ぶ
使える環境に応じて、「メモリ」「保存したメモリを参照する」「チャット履歴を参照する」「メモリの概要」「管理」などの、設定が出ます。
メモリの種類
保存したメモリ
ChatGPTに、「覚えておいて」と頼んだ内容や、便利な情報として、ChatGPTが保存した内容です。チャット履歴とは、別に保存されます。元のチャットを削除しても、保存したメモリは、自動では削除されません。
チャット履歴の参照
オンにすると、過去の会話の関連する内容を、これからの答えに使います。チャット履歴から得た情報は、ChatGPTが、覚えておくべき内容を更新していくにつれて、変わることがあります。オフにすると、過去のチャットから覚えた情報は、30日以内に、OpenAIのシステムから削除される予定です。元のチャットは、自分で削除しないかぎり、履歴に残ります。
改善されたメモリ
関連する情報を、より広くまとめた「概要」を、継続して更新します。従来の「保存したメモリ」は、1つ1つの項目を、リストで管理します。使える場合は、設定で、切り替えられます。

覚えている内容を、確認・修正・削除する
- 確認する: 「メモリの概要」で、ChatGPTが使う情報が、大まかに表示されます。「私について、何を覚えている?」と、ChatGPTに聞くこともできます。ただし、概要は、すべての詳細を、載せているとはかぎりません。
- ソースを見る: 個人の情報を使ったときは、答えの下に、「ソース」が表示される場合があります。使った過去のチャット、保存したメモリ、ファイル、メールなどを確認できます。
- 修正する: 誤っている、古い情報だと、ChatGPTに伝えられます。概要や、保存したメモリを、直接編集できる場合もあります。
- 「今後この情報に言及しない」: 選ぶと、その情報が、これから使われにくくなります。ただし、元のソースは、削除されません。
- 削除する: 保存したメモリを消す、情報を話したチャットを消す、ライブラリのファイルを消す、アプリの接続を切る、などの方法があります。
削除するときの注意
- チャットだけを削除しても、そのチャットから別に作られた保存したメモリが、消えるとは限りません。
- メモリとして保存された情報を消すには、「保存したメモリ」と、「その情報を最初に話したチャット」の、両方を削除します。
- 削除や更新が反映されるまで、時間がかかることがあります。OpenAIは、安全性の確保とデバッグのために、削除した保存済みメモリのログを、最長30日間、保持することがあります。
- メモリをオフにしても、過去のチャットは、削除されません。あとで、オンにすると、履歴に残るチャットから、新しい情報を覚えることがあります。

覚えさせたくないときは
- 一時チャット: 一時チャットでは、パーソナライズがオンでも、メモリの作成や更新は、行われません。始める前に、既存のメモリやカスタム指示を、使うかどうか選べます。使わないときは、「パーソナライズなし」を選びます。会話を始めたあとに、この選択は、変えられません。一時チャットを保存すると、ふつうのチャットに変わります。
- 機密情報は、書かない: ChatGPTに話した機密の情報が、メモリに残る場合があります。気になるときは、メモリの設定とソースを確認して、パーソナライズされない一時チャットを使いましょう。
- モデルの改善への利用: 個人用のアカウントで、「すべての人のためにモデルを改善する」がオンだと、OpenAIが、チャットや記憶した情報を、モデルの改善に使うことがあります。「データコントロール」で、オフにできます。
よくある疑問
- メモリと、カスタム指示は、ちがうの? はい。カスタム指示は、「知っておいてほしいこと」や「答え方」を、自分で直接指定するものです。メモリは、会話や、ほかの情報から得た情報を使います。
- ChatGPTは、答えるたびに、履歴を探すの? いいえ。答えの改善につながりそうなときに、関連する情報を探します。
- ウェブ検索にも、使われる? はい。メモリがオンだと、関連する情報を使って、より役立つ検索ができます。たとえば、現在地や食事の好みで、レストランの検索を絞れます。
- 家族(未成年)のアカウントは? 連携した未成年者のアカウントは、保護者が、ペアレンタルコントロールで、メモリの設定を管理できます。
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出典
- OpenAI Help Center「ChatGPT のメモリ」(2026年10月25日に確認)
