AIの料金や上限の話で、よく出てくる「トークン」。文字数とは、ちがうのでしょうか。
この記事では、トークンの考え方を、やさしくまとめました。
トークンって、なに?
トークンは、AIのモデルが、文章を処理するときの「単位」です。1文字、単語の一部、単語全体、句読点などを、表します。スペースも、どう分けられるかに、影響します。

へぇ!と思う、トークンと単語は、ちがう
トークンの数と、単語の数は、同じではありません。同じ文章でも、モデルや、言語によって、トークンの数は、変わることがあります。
英語の文章の目安は、次のとおりです(あくまで、おおまかな数字です)。
- 1トークンは、約4文字
- 1トークンは、約0.75語
- 100トークンは、約75語
また、「red」「Red」「 red」(先頭にスペース)は、同じ文章ではなく、ちがうトークンになることがあります。
入力トークンと、出力トークン
| 種類 | どんなもの? |
|---|---|
| 入力トークン | モデルに渡す文章のトークン(プロンプトトークン) |
| 出力トークン | モデルが作る文章のトークン |
| キャッシュ済み入力トークン | 再利用される入力トークン。料金がちがうことがある |
| 推論トークン | 考えるタイプのAIが、答えを出す前に、内部で使うトークン |

見えないトークンも、数えられる?
推論トークンは、画面には表示されませんが、出力の使用量に含まれて、出力トークンとして、料金が計算されます。そのため、表示される答えが短くても、思ったより多くのトークンが使われることがあります。
モデルには、扱える量の上限がある
「コンテキストウィンドウ」は、1回のリクエストで処理できるトークン数の上限です。モデルによってちがいます。入力が大きすぎるときは、次の方法があります。
- 文章を短くするか、言い方を変える
- いらない内容や、重複を消す
- 大きな入力を、小さく分ける
- 送る前に、要約する

料金も、トークンが目安
APIの料金は、モデルとトークンの種類によって、変わります。「100万トークンあたりの料金が安い」からといって、全体の費用が安いとは限りません。モデルによって、同じ文章でも、分け方も、答えの長さも、ちがうからです。代表的な使い方で、試して比べましょう。
トークンの数は、OpenAIの「Tokenizer」で、確かめられます。
ClaudeのAPI料金などは、ClaudeってどんなAI?でも紹介しています。
関連記事
- ChatGPTはいつ生まれた?2022年の登場と、学習のしくみ、限界
- ClaudeってどんなAI?登場からClaude 2、Claude 3まで
- ChatGPTとClaudeの料金プラン、並べて見てみよう
- 生成AIとは?初心者向けにやさしく解説。使い方のコツと注意点
- 生成AIのウソに騙されない方法。偽・誤情報を見抜く3つのポイント
出典
- トークンの理解とカウント|OpenAI ヘルプセンター(2026年10月15日に確認)
