★ 2026-10-17 デジタルの安全

古いパソコンやスマホを手放す前に。データを消して捨てる方法(総務省)

古いパソコンやスマホを手放す前に。データを消して捨てる方法(総務省)

使わなくなった古いパソコンやスマートフォン、押し入れや引き出しに、しまったままになっていませんか? 「捨てたいけど、中のデータが心配…」という気持ち、よく分かります。

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」には、「使わなくなった機器を放置しないようにしよう」というページがあります。手放すときに気をつけることを、機器ごとに整理しました。

どうして、データを消してから捨てるの?

パソコンやスマートフォン、ハードディスク(SSD)、DVDやUSBメモリなどの外部記録媒体には、個人に関する情報のほか、さまざまな情報が記録・保管されています。こうした機器を、そのまま廃棄業者に頼んだり、不燃物として捨てたりすると、第三者に情報を抜き取られる危険があります。

特に注意が必要なのは、データを削除したり、ハードディスクをフォーマットしたりしただけで、パソコンを処分してしまう場合です。画面の上ではデータが消えているように見えても、実際にはハードディスク上にデータが残ったままのことがあり、特殊なソフトウェアを使うと、削除したはずのファイルを復元できてしまいます。

データを削除しただけでは、復元される場合がある

情報が外にもれるのを防ぐために、機器を処分するときは、事前にデータを消去してから捨てましょう。

機器ごとの、データの消し方

スマートフォン

お使いの機種にもよりますが、初期設定状態に戻す機能がついている場合は、購入したときの状態に戻してから処分しましょう。スマートフォンは、端末の販売店で回収していることも多いので、そうした信頼できる事業者にお願いするか、安全に処分できるリサイクル業者を選んで依頼するとよい、と書かれています。

ハードディスク(SSD)

専用のデータ消去ソフトなどを使うと、安全に消去できます。信頼できるリサイクル業者を選んで、処分を依頼することもできます。

なお、SSDは、その特性から、ハードディスク用のデータ消去ソフトでは完全に消せない場合があります。専用のソフトを使うか、物理的に壊すなどを検討しましょう。

DVDやUSBメモリなどの外部記録メディア

ほかのパソコンで読み込めないように、傷をつけたり、物理的に壊したりして、不燃物として処分しましょう。

スマホ、HDD・SSD、外部メディアの処分方法

これだけ覚えておこう

  • 「削除」や「フォーマット」だけでは、データが残っていることがある。
  • スマートフォンは、初期設定状態に戻してから。販売店などの信頼できる事業者を選ぶ。
  • パソコンのハードディスク(SSD)は、専用のデータ消去ソフトを使うか、信頼できるリサイクル業者へ。SSDは特に注意。
  • DVDやUSBメモリは、読み込めないように壊してから処分する。

使わない機器を放置しないで、データを消して、きちんと手放すこと。これも立派なセキュリティ対策ですね。

関連記事

出典