屋根の太陽光発電は、何年くらい使えるのでしょうか。パネルの寿命と、パワーコンディショナ(パワコン)の交換の時期を、知っておきたい人も多いと思います。
この記事では、パネルとパワコンの「耐用年数」の目安と、長く使うときの注意点を、やさしくまとめました。
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「寿命」ではなく「耐用年数」と言う理由
家電は、故障して急に使えなくなったときに、「寿命」と言います。太陽光パネルは、少しずつ性能が変わっていく特徴があり、急に使えなくなるものではありません。そこで、一定の性能を保ちながら使える期間を、「耐用年数」と呼んで説明します。
パネルとパワコンの目安
- 太陽電池のパネル。20年以上、一般には「20〜30年程度」。設置の環境や、点検・手入れの状況によっては、30年以上動いている例もあります。
- パワーコンディショナ。10〜15年と言われています。
パネルを長く使うポイントは、次の3つです。
- 定期的な点検と、掃除。
- 品質の高いパネルを選ぶ。
- 施工の質を確かめる。
長く使うと、起こりうること
パネルを長く使うこと自体は、できます。ただし、次のような点に気をつけます。
- 発電量の低下。年に0.5%前後の劣化が積み重なって、25〜30年後には、出力が80%以下になることもあります。
- 故障のリスク。セルのひび、層のはがれ、ホットスポットなどが、起こりやすくなります。
- 保証の範囲。メーカーの保証(出力・製品)が終わると、無料の修理は受けられなくなります。飛来物など、外からの原因による故障は、ふつう、保証の対象外です。保証期間は、メーカーによって違います。
- 周辺機器との釣り合い。パワコンなどは、10〜15年で交換が必要です。
- 安全面。絶縁の劣化や、配線のさびで、感電や火災のリスクが高まるおそれがあります。
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パワコンの点検と交換
パワコンは、設置したあと、住宅用は4年に1度の点検が目安とされ、必要に応じて、部品の交換や機器の取り換えをします。メーカーによる精密な点検もあります。くわしくは、メーカーや販売店に確認しましょう。
定期点検の頻度は、一般用の電気工作物(50kW未満の低圧連系。戸建住宅や、小さな工場、事務所など)で、4年に1回以上が目安です。日ごろの点検は、家の太陽光発電に点検は必要?の記事をご覧ください。
「法定耐用年数17年」は、別の数字
「法定耐用年数17年」という言葉を見かけることがあります。これは、「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」の、機械及び装置の耐用年数表(電気業用設備)にある年数で、パネルの耐用年数の目安(20〜30年程度)とは、別の数字です。
まとめ:パネルは20〜30年、パワコンは10〜15年。点検と保証の確認を
パネルは、急に使えなくなるのではなく、少しずつ性能が変わります。パネルの目安は20〜30年程度、パワコンは10〜15年です。長く使うために、定期点検と、保証書・保証期間の確認を続けましょう。
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出典
- 機器の耐用年数はどれくらいですか?|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
- 太陽光パネルの耐用年数はどのくらいの年数ですか。長期に使用することで問題になることはありますか。|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
- メンテナンスや点検はどうすればいいですか?|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
- 「法定耐用年数17年」の根拠は何ですか。|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
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