ClaudeってどんなAI?登場からClaude 3までの歩み

ClaudeってどんなAI?登場からClaude 2、Claude 3まで(Anthropic)

ChatGPTと並んで、よく名前が出てくる「Claude(クロード)」。どんなAIなのでしょうか。

この記事では、開発しているAnthropic(アンソロピック)の公式発表をもとに、Claudeの登場(2023年3月)から、Claude 2(2023年7月)、Claude 3(2024年3月)までの歩みと、いまの料金プランを、やさしくまとめました。

2023年3月14日、「Claude」の発表

Anthropicは、2023年3月14日に、Claudeを「次世代のAIアシスタント」として紹介しました。発表の前には、Notion、Quora、DuckDuckGoと、限定公開のテストをしていたそうです。

  • できること:要約、検索、創作や共同での文章づくり、質問への回答、プログラミングなど。
  • 使い方:チャットの画面と、開発者向けのAPIで提供されました。
  • 2つのバージョン:高性能な「Claude」と、軽くて安くて速い「Claude Instant」。

発表のときには、Notion AI、Quora の Poe、DuckDuckGo の DuckAssist、オンライン家庭教師のJuni Learning、契約書分析のRobin AI、音声の文字起こしのAssemblyAIなどで使われていることも、紹介されました。

Claudeの歩み。2023年3月にClaude、2023年7月にClaude 2、2024年3月にClaude 3

2023年7月11日、「Claude 2」

  • 長い文章を扱える:1回の入力で、最大10万トークン。
  • 試験の成績:米国の司法試験の選択式問題で76.5%(Claude 1.3は73.0%)。プログラミングのテスト(Codex HumanEval)で71.2%(Claude 1.3は56.0%)。
  • 安全性:社内の評価で、有害な依頼への無害な応答が、Claude 1.3の2倍になった、とされています。ただし、「どのモデルも、だまして不適切な答えを引き出す『脱獄』から、完全には逃れられない」とも書かれています。
  • 使える場所:APIと、ベータ版のチャットサイト(claude.ai)。当時は、米国と英国で提供されていました。
Claude 2で良くなったこと。長い文章、試験の成績、安全性

ベータ版では、不適切な答えが出ることがあることと、身体や精神の健康に関わる場面では使わないことが、注意として書かれていました。AIの答えは、そのまま信じず、確かめましょう。

2024年3月4日、「Claude 3」ファミリー

Claude 3では、「Haiku」「Sonnet」「Opus」の3つのモデルが登場しました。知能、速さ、費用のバランスを、使い方に合わせて選べる形です。

モデル位置づけ発表時のAPI料金(100万トークンあたり、入力/出力)
Claude 3 Haiku最速で、いちばんコンパクト$0.25 / $1.25
Claude 3 Sonnet知能と速さのバランス$3 / $15
Claude 3 Opusいちばん知能が高い$15 / $75

3つのモデルとも、写真、グラフ、図表などの画像を、読み取れるとされました。入力できる長さは、20万トークンです。また、問題のない依頼を、不必要に断ることが、以前より大きく減った、とされています。

Claude 3の3つのモデル。Haiku、Sonnet、Opus

へぇ!と思う、Claudeのひみつ

  • 「脱獄」されることを、自分から認めている。Claude 2の発表では、完全には防げないと、正直に書かれていました。
  • 大きな本1冊ぶんの文章を、一度に読める。最初の10万トークンから、Claude 3の20万トークンへと、読める量が増えました。
  • いまは、料金プランのなかに、プログラミング用の「Claude Code」も入っている。有料プランに含まれています。

いまのClaudeの料金プラン(個人向け)

Anthropicの料金ページに載っている内容です(2026年10月15日に確認)。料金や内容は変わるので、申し込む前に、公式のページで確かめましょう。

プラン料金(表示価格。税は含まれない)特徴(料金ページより)
Free$0Web・デスクトップ・モバイルでチャット。Web検索、ファイル作成、会話をまたいだメモリなど
Pro月払いは$20。年払いは、月あたり$17($200を一括で請求)Freeより使用量が多い。Claude Codeやプロジェクトも使える
Max月額$100からProの5倍または20倍の使用量から選べる。月に$100〜$200のAPIクレジットつき

使用量には、5時間ごとにリセットされる上限があり、有料プランには、週ごとの上限もあります。固定のメッセージ数ではなく、会話の長さや、使うモデルによって変わる、と説明されています。ChatGPTとの比較は、ChatGPTとClaudeの料金プラン、並べて見てみようで。

※その後も、モデルは更新されています。最新のモデル名や料金は、Anthropicの公式サイトで確認してください。ChatGPTの登場は、ChatGPTはいつ生まれた?で紹介しています。

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出典