雪の季節に頼りになる除雪機。でも、使い方をまちがえると、命にかかわる事故につながることがあります。
この記事では、NITE(製品評価技術基盤機構)が令和7年11月27日に発表した注意喚起「除雪の前に、危険を排除 〜除雪機の事故を防ぐために気を付けるポイント〜」をもとに、事故の状況と、気をつけたい5つのポイントをまとめました。

除雪機の事故、どれくらい起きているの?
2015年度から2024年度までの10年間にNITEに通知された製品事故情報では、除雪機により人的被害があった事故は38件ありました。
- 降雪量が全国的に平年より少なかった2023年度は、事故が0件でした。平年並みか多かった2024年度は、再び事故が発生しています。
- 事故の約8割(38件中29件)は、使用者の誤使用や不注意によるものでした。
- 事故の大半(38件中36件)が、死亡や重傷を伴う重大な事故でした。
- シーズン前の試運転で事故に遭ったケースもあります。
※事故情報には、消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故のほか、事故情報収集制度により集められた非重大製品事故も含まれます。
「慣れているから」「今まで大丈夫だったから」は禁物
NITEは、『操作には慣れているから』『今まで事故になっていないから』と油断しないよう呼びかけています。使い始める前に、危険な使い方をしていないか、あらためて確認しましょう。

事故を防ぐ5つのポイント
- 安全機能を無効化しない。
- 後進するときは、周囲の状況に注意する。転倒したり、挟まれたりしないようにしましょう。
- 人が近くにいるときは使用しない。エンジンをかけたまま離れてはいけません。
- 雪詰まりを取り除くときは、エンジンを切り、雪かき棒を使う。
- 屋内や換気の悪い場所では、エンジンをかけたままにしない。
発表資料には、オーガ(回転部)に巻き込まれた様子や、除雪機の下敷きになった様子の再現イメージが載っています(実際の事故とは関係のない再現イメージです)。ポスターや映像資料も、NITEから出ています。
関連記事
出典
- NITE「除雪の前に、危険を排除 〜除雪機の事故を防ぐために気を付けるポイント〜」(令和7年11月27日発表)(2026年10月15日に確認)
