Claudeに、同じ資料を、何度も説明して、アップロードしていませんか?「この件は、いつもこの前提で」と、毎回、伝えるのも、手間ですよね。
その手間を減らしてくれるのが、Claudeの「プロジェクト」です。どんな機能で、無料でも使えるのか、資料を、たくさん入れても大丈夫なのか、新しい版のプロジェクトとは何かを、Claudeのヘルプにもとづいて、整理します。
プロジェクトって、なに?
プロジェクトは、チャットの履歴と、知識のベース(資料のまとまり)を持つ、独立した作業場です。プロジェクトの中で、書類のアップロード、背景の説明、Claudeとの集中したチャットができます。

- 無料のアカウントでも使えます。無料の人は、プロジェクトを、最大5つまでつくれます。
- プロジェクトに入れた書類や、文章、コードなどは、そのプロジェクトの中の、すべてのチャットで、背景として使われます。
- プロジェクトごとに、「プロジェクトの指示」を決められます。たとえば、「より丁寧な口調で」「ある業界の専門家の立場で答えて」などです。
有料プランなら、資料を約10倍まで
有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)では、プロジェクトが、大量の内容を扱えるように、自動で拡張されます。「RAG(検索で必要な部分だけを取り出して使う仕組み)」というしくみです。
- プロジェクトの資料が、読みこめる量の上限に近づくと、Claudeは、RAGモードをオンにします。
- これで、答えの質を保ったまま、容量を最大10倍まで広げられます。
- プロジェクトのファイルは、1ファイルあたり30MBまでです。ファイルの数は、無制限ですが、合計が、読みこめる量に収まる必要があります。

使用量に、どう影響する?
プロジェクトは、ほかのClaudeの使い方と同じように、プランの使用量を使います。プロジェクトに入れた資料は、会話で使うたびに、読みこむ量に、数えられます。いくつもの作業を同時に動かすと、使用量は、より速く減ります。プロジェクトの指示は、短くして、必要な資料だけを入れると、使用量を、抑えられます。
「新しい版のプロジェクト」(ベータ版)
Claudeは、プロジェクトの新しい版を、Claude Codeから順に、提供しはじめています。新しい版では、プロジェクトは、1つの会話です。必要なことを、思いついた順に伝えると、Claudeが、作業を、並行して動く「スレッド」に分けて、クラウドで進めます。
- どこまで終わったか、何があなたの確認待ちかを、Claudeが知らせます。
- パソコンを閉じても、スレッドは、動き続けます。
- どのスレッドも、プロジェクトのファイル、リポジトリ、指示、メモリから始まります。
- プロジェクトの「ライブラリ」に、追加したファイルと、Claudeがつくったファイルが集まります。

だれが、使える?
いまのところ、Claude Codeを使っている、一部のProとMaxの利用者が、ベータ版として使えます。既存のプロジェクトを、新しい版に移す利用者もいます。移すときは、指示、ファイル、全チャット履歴、スケジュールされたタスクも、そのまま引き継がれます。これらは、失われたり、削除されたりしません。過去30日以内に、プロジェクトを使った人には、移す前にメールが届きます。ほかのプロジェクトは、当面、現在の版のままです。ProやMaxで、まだ使えない人は、順番待ちリストに入れます。
プロジェクトの使い方のコツ
- 何度も使う資料(マニュアル、方針、過去の記事など)を、プロジェクトに入れる。
- プロジェクトの指示は、短く、全体の背景と、大事なルールにしぼる。
- 話題ごとに、プロジェクトを分ける。
- 検索したいときは、「プロジェクトの中のチャットだけ」が、検索の対象になります。
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出典
- Claude Help Center「What are projects?」(2026年10月26日に確認)
