★ 2026-10-31 情報漏洩

パスワードの作り方と管理。使いまわさない・定期変更は不要?

パスワードの作り方と管理。使いまわさない・定期変更は不要?

情報漏えいのニュースが続くと、「パスワードは、こまめに変えたほうがいいの?」「どんなパスワードにすればいいの?」と迷いますよね。総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」の考え方を、やさしく整理します。

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安全なパスワードとは

他人に推測されにくく、ツールなどで割り出しにくいものです。理想は、最低でも10文字以上の、ある程度長いランダムな英数字の並びで、数字や記号、アルファベット(大文字と小文字)が混ざっていることです。

安全なパスワードの条件安全なパスワードの条件 10文字以上長めにする 文字を混ぜる大文字・小文字・数字・記号 推測されにくい名前や生年月日は避ける総務省 | 一情多楽

覚えなければならないときは、無関係な(文章にならない)複数の英単語をつなげて、間に数字列を挟むと、推測されにくく、覚えやすくなります。スマホやWebブラウザには、パスワード生成の機能があるものもあります。うまく使いましょう。

危険なパスワードの例

種類例
IDと同じ文字列IDとまったく同じもの
名前・電話番号・生年月日・住所yamada、taro、09011112222、19960628、tokyo
車のナンバーなど3470、1297
辞書にある英単語ひとつだけpassword、baseball、soccer、monkey、dragon
同じ文字の繰り返し・わかりやすい並びaaaa、0000、abcd、123456、abc123、asdf、qwerty
短すぎる文字列2〜3文字など

郵便番号、社員コード、他人に一度でも教えたことがあるパスワードなども、避けましょう。

保管のしかた

  • パスワードは、第三者に教えず、秘密にする。
  • 電子メールで、やりとりしない。
  • メモを、ディスプレイなど人の目に触れる場所に貼らない。やむを得ずメモするときは、鍵のかかる机や金庫に保管する。
  • 覚えきれないときは、パスワード管理ツールを使う。スマホやWebブラウザの標準の機能や、専用のアプリがあります。マスターパスワード(覚えられる十分に安全なもの)や、端末のロック(生体認証など)で守ります。

使いまわさない。定期的な変更は不要

パスワードの考え方パスワードの考え方 使いまわさないサービスごとに固有に 定期変更は不要流出時にすぐ変える 管理ツール覚えきれないときに総務省 | 一情多楽

パスワードは、できる限り、複数のサービスで使いまわさないようにします。サービスから流出したアカウント情報を使って、ほかのサービスへの不正ログインを試す手口が知られているからです。重要なサービスで、ほかのサービスと同じパスワードを使っていると、どこかで漏れたときに、重要な情報にアクセスされるおそれがあります。

一方で、サービスから流出した事実がなければ、パスワードを変える必要はありません。定期的に変えると、パスワードの作り方がパターン化して簡単になったり、使いまわしが増えたりするほうが、問題になります。定期的に変えるより、機器やサービスごとに、使いまわしのない固有のパスワードにすることが大事です。

パスワードを定期的に変える必要はなく、流出したときに、速やかに変えるという考え方は、米国の国立標準技術研究所(NIST)のガイドラインや、日本の内閣サイバーセキュリティセンターも示している、と紹介されています。

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流出のニュースを見たら

  • そのサービスのパスワードを、変える。
  • 同じパスワードを使っているほかのサービスも、変える。

さらに安全にする「多要素認証」

多要素認証の3つの要素多要素認証の3つの要素 知っているものパスワード 持っているものスマホ 本人自身指紋・顔など総務省 | 一情多楽

ユーザー名とパスワードに加えて、追加の要素を確認する方法です。要素には3種類あり、2つ以上を組み合わせます。

要素例
知っているもの(知識)パスワードなど
持っているもの(所持)スマホなど
本人自身に関するもの(生体)指紋、静脈、顔、虹彩など

不正アクセスやなりすましから、アカウントを守るのに役立ちます。くわしくは、二段階認証・多要素認証とは?仕組みと、安全性が高まる理由をご覧ください。

まとめ

パスワードは、10文字以上の、推測されにくいものにして、サービスごとに変えます。覚えきれないときは、管理ツールを使います。定期的な変更は不要で、流出のニュースがあったら、すぐに変えます。できるサービスでは、多要素認証をオンにしましょう。

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出典

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