★ 2026-10-25 防災・備え

クマの人身被害、今年度は何件?環境省の速報値と、秋に気をつけること

クマの人身被害、今年度は何件?環境省の速報値と、秋に気をつけること

ニュースで、クマの出没や被害を、よく見かけるようになりました。今年度は、どれくらいの被害が出ているのでしょうか。これから、何に気をつければいいのでしょうか。

この記事では、環境省が公表している速報値と、秋の時期に、国が呼びかけている注意を、やさしくまとめました。

2026年度(4〜9月)の人身被害の速報値

環境省が、都道府県から聞き取った速報値(人身被害は、2026年9月まで)では、次のとおりです。

  • 人身被害の件数。64件。
  • 被害にあった人。68人(死亡者6人を含む)。
  • 死亡者の内訳。青森1人、岩手3人、秋田1人、山形1人。
  • 件数がいちばん多い県。岩手(12件)。
クマの人身被害、2026年度の4〜9月。64件、被害者68人、うち死亡6人

月ごとの件数

  • 4月 6件、5月 13件、6月 19件、7月 11件、8月 9件、9月 6件。

この数字は、都道府県から聞き取った速報値で、今後、変わることがあります。昨年度(2025年度)は、クマによる人身被害が、過去最多を更新しました。

これからの時期に、注意が必要なわけ

  • クマは、冬眠の前に、食べ物を探して、活発に動き回るようになります。
  • きのこ採りや、登山など、秋の行楽のシーズンで、人が山や野に入る機会が増えます。
  • ブナ科の木の実(ドングリなど)の実りが悪い地域では、食べ物が足りなくなって、クマの行動する範囲が広がり、市街地に出てくる危険が高まることがあります。

暮らしの中でできること:誘引物を、なくす

農地や、集落のまわりにある、次のものは、クマを引き寄せる原因になります。管理して、取り除くことが、呼びかけられています。

  • 生ごみ。
  • 放置された農作物。
  • 放置された果樹(収穫されない柿や栗など)。
秋に注意が必要なわけ。冬眠前に活発、行楽のシーズン、木の実の凶作で市街地へ

追い払いに「おもちゃの花火」を使うときの注意

追い払いなどに、おもちゃの花火(がん具煙火)として売られている火薬類を使う場合は、火事に気をつけます。秋は、気温が下がって空気が乾燥し、火災が起きやすい時期です。

  • 人や、火が燃え移るおそれのある方向に向けて、使わない。
  • 燃えやすい物のある場所では、使わない。

クマが、街に出たときは

市街地にクマが出たときは、市町村、警察、猟友会などの狩猟の関係団体が、連携して対応します。見かけたときは、近づかず、役所や警察に連絡しましょう。

山や野に入るとき、見かけたとき

クマに出会わないための基本と、出会ったときの行動は、クマに出会わないためにの記事にまとめています。

クマを引き寄せるもの。生ごみ、放置された農作物、放置された果樹

まとめ:誘引物をなくして、山では、出会わない工夫を

2026年度の4〜9月の人身被害は、速報値で64件、68人(死亡6人)です。秋は、クマが冬眠前に動き回り、行楽で人も山に入る時期です。生ごみや果樹などの誘引物を、管理しましょう。

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出典