ChatGPTに、PDFや表、スライド、音声の録音を渡して、「要約して」「文字に起こして」と頼める。ただし、読める形式、大きさ、1日に上げられる数には、決まりがあります。
対応するファイルの形式、大きさの上限、回数と保存容量、エラーが出たときの確認、データの扱いを整理します。(上限は、ピークの時間帯などに下がることがあります。)
アップロードできるもの
ChatGPTは、会話に添えた、文書、表、スライド、画像、音声を読んで、扱えます。要約する、情報を比べる、表を分析する、音声の録音を文字に起こして話し合う、といった使い方ができます。
- 文書・文字: DOCX、PDF、TXT。Googleドキュメントの形式(.gdoc)は、直接は上げられません。PDFかDOCXで書き出してから上げます。
- 表計算: XLSX、XLS、CSV、TSV。
- スライド: PPTX。
- 音声: WAV、MP3/MPEG、OGG/OGA、音声だけのWebM、PCM、FLAC、AAC、M4A、音声だけのMP4。動画として認識されるWebMやMP4は、使えません。
文書・表・スライド・文字・画像のアップロードは、無料プランでも、有料プランでも使えます(プランごとの上限があります)。音声のアップロードは、有料プラン(Enterpriseを含む)で使え、無料プランでは、いまは使えません。音声の理解や文字起こしの精度は、言語によって変わります。
1ファイルの大きさの上限
- 文書とスライド: 1ファイル最大512MB。
- 文字・文書のファイル: 1ファイル200万トークンまで(表計算には適用されません)。
- CSVと表計算: 約50MB(1行の大きさで変わります)。
- 画像: 1枚20MBまで。
- 音声: 512MBまで。長い録音は、データ分析が使えるとき、小さく分けて処理されます。処理は、できる範囲で行われ、とても長いものはタイムアウトすることがあります。
上げられる回数と保存容量
- 回数: 3時間に最大80ファイル。無料プランは、1日に3ファイルまで。ピークの時間帯は、これより下げられることがあります。
- 保存容量: 共有のアップロードの保存容量は、ユーザーごとに25GB、組織ごとに100GBまで。上限に達するとエラーが出ます。
- 「設定」→「Storage」で、ライブラリの使用量を確認できます。回数の枠の残りは、いまのところ表示されません。
プロジェクトとGPTのファイル数
- プロジェクト: 無料は1プロジェクトに5ファイルまで。GoとPlusは25ファイルまで。Edu、Pro、Business、Enterpriseは40ファイルまで。
- GPTの知識: 1つのGPTに、最大20ファイル。
使い方の例
- 研究論文などを、やさしい言葉で要約する。
- 質的・量的な情報の入った表を上げて、傾向を見る、図にする。
- 2つの文書を比べる、1つの文書の枠組みを別の文書に当てはめる。
- スライドの内容に、フィードバックをもらう。スライドを文書に変える。
- 会議の録音から、決まったこと、残った疑問、次の一歩をまとめる。録音を、議事録やフォローアップのメールの下書きにする。
- 特定の話題への言及や引用を探す。文書の作成者や作成日などのメタ情報を取り出す。
文字起こしには、まちがいがあり、話者の判別も、頼りにならないことがあります。大事な点は、元の録音で確かめましょう。
PDFの中の画像も読める
PDFの中の文字と画像(図表を含む)を読めます。入力欄の「+」から「Add photos & files」でPDFを上げて、内容を質問します。GPTやプロジェクトの知識として保存したPDFは、扱いが違い、中の画像が自動では含まれないことがあります。特定の図を聞きたいときは、チャットにPDFを直接添えるか、画像を別に上げます。
「上限に達しました」と出たとき
- 正しいアカウントとプランでログインしているか確かめる。
- エラーに再試行できる時刻が出ていたら、それまで待つ。失敗したアップロードも、回数に数えられることがあります。
- 「設定」→「Storage」で、保存容量を確かめる。保存容量と、回数の上限は、別です。
- OpenAIの障害情報(Status)を見る。
- 音声が失敗するなら、対応する形式か、有効な音声データかを確かめる。
ファイルの削除と保存
- チャットを消しても、ライブラリに保存されたファイルは消えません。ライブラリでファイルを選び、削除します(「最近削除した項目」があれば、そこから復元もできます)。
- GPTの知識に足したファイルは、GPTのビルダーで消します。
- ファイルを会話に持ち込んだ内容は、その会話に残ることがあります。保存されたファイルを消すことと、会話を消すことは、別の操作です。
- Enterpriseなどのワークスペースのライブラリのファイルは、ワークスペースの保存期間に従います。
データの扱い
上げた文書や画像が、モデルの改善に使われるかは、使うサービスとデータの設定で決まります。個人向けのサービスは、データ管理の設定で選べます。APIやChatGPT Enterpriseなど、企業向けに渡された内容は、モデルの改善には使われない、とされています。
個人情報や機密を含む資料は、上げる前に、扱いを確かめましょう。
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出典
- OpenAI Help Center「Uploading files and audio to ChatGPT」(2026年10月27日に確認)
