お店のテーブルや、メールに載っているQRコード。つい、ふだんどおりにスマホで読み取っていませんか?
便利なQRコードを悪用した詐欺が、あります。この記事では、3つの手口と、被害を防ぐための確認のしかたを、やさしくまとめました。

QRコードって、なに?
QRコードは、株式会社デンソーウェーブが開発した、2次元のコードです。電子決済、ウェブサイトへの案内、電子チケットなど、いろいろな場面で使われています。便利な一方で、悪用もされやすく、安易に使うと、思わぬ被害にあうおそれがあります。
手口1:偽メールに、QRコードがついている
「決済ができませんでした」などの偽の警告メールに、QRコードがついています。読み取ると、「〇〇ペイ」などの送金画面が表示される、という手口です。
- メールやSMSの、リンクやQRコードを、安易に開かない。
- 公式のサイトか、公式のアプリで、通知が来ているかを確かめる。
- 送金の画面が出ても、操作せずに閉じる。
手口2:犯人から、QRコードを送ってくる
「在庫が切れました」などと言って、送金用のQRコードを送り、お金を払わせようとします。
- 「金額の入力」を求められたら、すぐに操作をやめる。
- 「〇〇ペイで返金します」といった返金の話は、詐欺を疑う。

手口3:お店のQRコードが、貼り替えられている
フードコートなどで、本物のQRコードの上に、偽物のシールが貼られていることがあります。読み取ると、偽の決済画面に誘導されて、クレジットカードの情報などを盗まれるおそれがあります。
- 読み取る前に、QRコードを、指で触って確かめる。シールが重なっていないかを見ます。
- 少しでも怪しいと思ったら、店員さんに確認する。
- 読み取ったあとに、表示された内容を確認する。お店の名前や、金額に、おかしなところがないかを見ます。
読み取る前に、思い出したい3つのこと
- どこで見つけたQRコードか。メールやSMSで届いたものは、とくに注意します。
- 読み取って、すぐ入力しない。画面が出たら、いったん、内容を確かめます。
- 「お金を払う」「金額を入力する」の画面が出たら、手を止める。思いがけない送金の画面は、危険のサインです。
もし、読み取って入力してしまったら
- お金の被害は、すぐに連絡する。不正な送金があれば金融機関へ、カードを不正に使われたら、カード会社へ、早急に連絡します。
- IDやパスワードを入力したら、正規のサービスにログインして、パスワードを変える。すでに変えられてログインできないときは、電話などで、提供会社に再設定を頼みます。同じパスワードを使っているサービスも、すべて変更します。
- 届いたメールやSMSを、通報する。送信元のアドレスや、SMSの電話番号、偽サイトのURLを、専用のフォーム(フィッシング110番)から通報できます。
- 被害にあったら、警察に相談する。最寄りの警察署か、サイバー犯罪相談窓口です。
ふだんからの備え
- よく使うサービスの公式サイトを、ブックマークしておく。公式のアプリも使うと、偽サイトに誘導されにくくなります。メールやSMSの内容が本物か分からないときは、そちらで確かめます。
- パソコンやスマホを、最新の状態に保つ。
- 多要素認証や、パスキーを使う。パスワードが盗まれても、それだけでは、ログインされにくくなります。
まとめ:読み取る前に、触って、確かめて
QRコードの詐欺は、メール、犯人からの送付、貼り替えの3つが典型的です。メールやSMSのQRコードを安易に使わないこと、送金や金額の入力を求められたら手を止めること、お店のQRコードは触って確かめることが、基本です。
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出典
- フィッシングに騙されないために|警視庁(2026年10月24日に確認)
- QRコードの悪用に注意!|警視庁(2026年10月24日に確認)
