★ 2026-10-25 デジタルの安全

QRコード詐欺の3つの手口。偽メール・送金用QR・貼り替えへの対策

QRコード詐欺の3つの手口。偽メール・送金用QR・貼り替えへの対策

お店のテーブルや、メールに載っているQRコード。つい、ふだんどおりにスマホで読み取っていませんか?

便利なQRコードを悪用した詐欺が、あります。この記事では、3つの手口と、被害を防ぐための確認のしかたを、やさしくまとめました。

QRコード詐欺の3つの手口。偽メールのQR、送られてくるQR、貼り替え

QRコードって、なに?

QRコードは、株式会社デンソーウェーブが開発した、2次元のコードです。電子決済、ウェブサイトへの案内、電子チケットなど、いろいろな場面で使われています。便利な一方で、悪用もされやすく、安易に使うと、思わぬ被害にあうおそれがあります。

手口1:偽メールに、QRコードがついている

「決済ができませんでした」などの偽の警告メールに、QRコードがついています。読み取ると、「〇〇ペイ」などの送金画面が表示される、という手口です。

  • メールやSMSの、リンクやQRコードを、安易に開かない。
  • 公式のサイトか、公式のアプリで、通知が来ているかを確かめる。
  • 送金の画面が出ても、操作せずに閉じる。

手口2:犯人から、QRコードを送ってくる

「在庫が切れました」などと言って、送金用のQRコードを送り、お金を払わせようとします。

  • 「金額の入力」を求められたら、すぐに操作をやめる。
  • 「〇〇ペイで返金します」といった返金の話は、詐欺を疑う。
読み取る前の3つの確認。指で触って確かめる、表示を確かめる、送金画面は手を止める

手口3:お店のQRコードが、貼り替えられている

フードコートなどで、本物のQRコードの上に、偽物のシールが貼られていることがあります。読み取ると、偽の決済画面に誘導されて、クレジットカードの情報などを盗まれるおそれがあります。

  • 読み取る前に、QRコードを、指で触って確かめる。シールが重なっていないかを見ます。
  • 少しでも怪しいと思ったら、店員さんに確認する。
  • 読み取ったあとに、表示された内容を確認する。お店の名前や、金額に、おかしなところがないかを見ます。

読み取る前に、思い出したい3つのこと

  1. どこで見つけたQRコードか。メールやSMSで届いたものは、とくに注意します。
  2. 読み取って、すぐ入力しない。画面が出たら、いったん、内容を確かめます。
  3. 「お金を払う」「金額を入力する」の画面が出たら、手を止める。思いがけない送金の画面は、危険のサインです。

もし、読み取って入力してしまったら

  • お金の被害は、すぐに連絡する。不正な送金があれば金融機関へ、カードを不正に使われたら、カード会社へ、早急に連絡します。
  • IDやパスワードを入力したら、正規のサービスにログインして、パスワードを変える。すでに変えられてログインできないときは、電話などで、提供会社に再設定を頼みます。同じパスワードを使っているサービスも、すべて変更します。
  • 届いたメールやSMSを、通報する。送信元のアドレスや、SMSの電話番号、偽サイトのURLを、専用のフォーム(フィッシング110番)から通報できます。
  • 被害にあったら、警察に相談する。最寄りの警察署か、サイバー犯罪相談窓口です。

ふだんからの備え

  • よく使うサービスの公式サイトを、ブックマークしておく。公式のアプリも使うと、偽サイトに誘導されにくくなります。メールやSMSの内容が本物か分からないときは、そちらで確かめます。
  • パソコンやスマホを、最新の状態に保つ。
  • 多要素認証や、パスキーを使う。パスワードが盗まれても、それだけでは、ログインされにくくなります。

まとめ:読み取る前に、触って、確かめて

QRコードの詐欺は、メール、犯人からの送付、貼り替えの3つが典型的です。メールやSMSのQRコードを安易に使わないこと、送金や金額の入力を求められたら手を止めること、お店のQRコードは触って確かめることが、基本です。

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