家族に、お出かけが好きなおじいちゃん、おばあちゃんはいませんか?シルバーカーや電動車いす、電動アシスト自転車は、毎日の外出を支えてくれる心強い道具ですよね。
でも、使い方をまちがえると、大きな事故につながることもあります。NITE(製品評価技術基盤機構)が、2025年9月9日に、敬老の日にあわせて注意を呼びかけました。事故を防ぐポイントを、見ていきましょう。
どんな製品が、気をつけるポイントになっているの?
65歳以上で、日常的に外出する活動的な方は、「アクティブシニア」と呼ばれています。シルバーカー・歩行車、電動車いす、電動アシスト自転車などによる事故は、これまでにも数多く報告されていて、重傷や死亡に至るケースも少なくない、とのことです。
これらは自立や外出を支える大切な道具である一方、使い方を誤ると重大な事故につながるおそれがあります。今回は、この3つの製品について、気をつけるポイントが紹介されています。

製品ごとの「気をつけるポイント」
シルバーカー・歩行車
- 身体の状態に適しているかを、専門家に確認する
- 使う道路環境を、家族や介助者などと一緒に、あらかじめ確認する
- 正しい高さに調整し、重い荷物を載せる、ペットをつなぐなどの無理な使い方をしない
電動車いす
- 使う道路環境を、家族や介助者などと一緒に、あらかじめ確認する
- 乗る前に、バッテリーの状態を確認する
- 転倒防止装置がある場合は、機能しているかなど、乗車前の点検と定期点検を行う
電動アシスト自転車
- 初期点検は必ず受ける。乗る前にも点検を行う
- アシスト機能を過信しない。急発進や「けんけん乗り」を避ける

家族でできること
NITEは、敬老の日をきっかけに、ご家族やご近所、介護施設の皆さまで「大切な人の安全を、もう一度見つめ直す時間」を作り、感謝の気持ちとともに「安心」というプレゼントを贈りませんか、と呼びかけています。
道路環境の確認は、本人だけでなく、家族や介助者と一緒に行うのがポイントです。次にお会いしたときに、使っている道具の高さや点検の様子を、さりげなく見てあげるのもよさそうですね。
NITEには、シルバーカーで段差につまずいて転倒する事故の再現映像と、「シルバーカー・歩行車チェックリスト」のポスターも載っています。(資料中の画像は再現イメージで、実際の事故とは関係ありません。)
