情報漏えいのニュースが続いて、「自分で、いますぐできることはない?」と思いますよね。お金も特別な知識もいらない、今日すぐにできる対策を、7つにまとめました。
警察庁や総務省が、個人向けに示している対策から選びました。上から順に、ひとつずつ、すませていきましょう。
今すぐできる7つのチェックリスト
| やること | なぜ? | |
|---|---|---|
| 1 | メールやSMSのリンクを、安易に押さない。公式サイトを「ブックマーク」に入れておくか、公式アプリから開く。 | リンクは偽装できる。見た目で、本物か偽物かを判断するのは、とても難しいため。 |
| 2 | パスワードを、サービスごとに変える(使いまわさない)。覚えられないときは、パスワード管理ツールを使う。 | 1つ漏れると、ほかのサービスも乗っ取られるおそれがあるため。 |
| 3 | 多要素認証(ワンタイムパスワードなど)を、使えるサービスで、オンにする。 | IDとパスワードが盗まれても、ログインされにくくなるため。 |
| 4 | スマホとパソコンの、OSとアプリを更新する。 | 弱点を悪用して、偽サイトに誘導されたり、感染したりするのを防ぐため。 |
| 5 | 携帯電話会社などの「迷惑メッセージブロック」機能を、オンにする。 | フィッシングメールや、不審なSMSが、届きにくくなるため。 |
| 6 | 警察庁推奨の、無料の詐欺電話対策アプリを入れる。 | 詐欺に使われた番号などからの発着信を、警告・ブロックしてくれるため。 |
| 7 | 相談先を、スマホに登録しておく(#9110、188)。 | 困ったとき、すぐに連絡できるようにするため。 |
1. リンクを押さない
金融機関が、IDやパスワードをメールやSMSで聞くことはありません。「個人情報の漏えい」「不正アクセス検知」「取引の停止」など、あせらせる言葉で、ログインさせようとする連絡は、疑ってください。送信元の名前やアドレスも、簡単に偽装できるので、表示だけでは判断できません。
2. パスワードを分ける
目安は、10文字以上の、推測されにくいものです。名前、電話番号、生年月日は避けます。流出のニュースがないときは、定期的に変える必要はありません。くわしくは、パスワードの作り方と管理。使いまわさない・定期変更は不要?をご覧ください。
3. 多要素認証をオンにする
パスワードに加えて、スマホなどの追加の確認を求める仕組みです。銀行や通販サイトには、ワンタイムパスワードのサービスがあります。しくみは、二段階認証・多要素認証とは?仕組みと、安全性が高まる理由で紹介しています。
4〜5. 更新とブロック機能
- OSやアプリは、更新して、最新の状態にします。
- 携帯電話会社の迷惑メッセージブロック機能は、契約の画面や、会社のサイトで設定できます。
6. 詐欺電話対策アプリ
警察庁が推奨するアプリは、「詐欺対策 by NTTタウンページ」と「詐欺バスター Lite(トレンドマイクロ)」です。どちらも、ダウンロードも利用も無料です。入れても、詐欺電話がすべて防げるわけではないので、不安を感じたときは、相談窓口に連絡しましょう。
7. 相談先を登録
- 警察相談専用電話「#9110」(平日の日中。県警で異なる)。緊急の事件・事故は110番。
- 消費者ホットライン「188」(お金や契約のトラブル)。
使い分けは、困ったときの相談窓口。警察署・#9110・188・フィッシング110番の使い分けに書いています。
もし、すでに入力してしまったら
入力した情報を変え、サービスの会社と警察に連絡します。手順は、被害にあったらどうする?フィッシング・カード不正利用の対応手順をご覧ください。
まとめ
いますぐできるのは、リンクを押さない、パスワードを分ける、多要素認証をオンにする、更新する、ブロック機能を使う、詐欺電話対策アプリを入れる、相談先を登録する、の7つです。まず1つ、今日のうちに、はじめましょう。
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出典
- 警察庁「フィッシング対策」(2026年10月31日に確認)
- 警察庁「不正アクセスによる漏えい等事案を踏まえた注意喚起について」(サイバー警察局便りR8 Vol.19)(2026年10月31日に確認)
- 警察庁「警察庁推奨アプリ」(2026年10月31日に確認)
- 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」(2026年10月31日に確認)
