★ 2026-10-31 再エネ・蓄電池

太陽光発電の売電価格はいくら?住宅用は2026年度、最初の4年が24円

太陽光発電の売電価格はいくら?住宅用は2026年度、最初の4年が24円

屋根に太陽光発電を載せると、使いきれなかった電気を、電力会社に売れます。その価格は、いくらなのでしょうか。

この記事では、住宅用(10kW未満)の買取価格と、期間、考え方を、やさしくまとめました。数字は、2026年4月現在の内容です。

住宅用の買取価格。最初の4年は24円、5〜10年目は8.3円、買取期間は10年間住宅用の買取価格(1 k Wh あたり) 最初の4年:24円2025年度10月と、2026年度の価格 5~10年目:8.3円初めは高く、そのあとは低い形 買取期間は10年間住宅用(10 kW 未満)の期間出典:資源エネルギー庁 | 一情多楽
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買取価格は、どう決まるの?

固定価格買取制度(FIT)の買取価格(調達価格)は、電源ごとに、事業が効率よく行われた場合に、通常必要になるコストをもとに、価格の目標や適正な利益などを考えて、決められます。中立的な「調達価格等算定委員会」の意見を尊重して、経済産業大臣が決定します。

住宅用(10kW未満)の買取価格

1kWhあたりの価格は、次のとおりです。

年度買取価格買取期間
2025年度(4月〜9月)15円(参考)10年間
2025年度(10月〜3月)最初の4年は24円、5〜10年目は8.3円10年間
2026年度2025年度の下半期と同じ価格が、適用される10年間
2027年度この表には、まだ示されていません—

住宅用の買取期間は、10年間です。2025年度の上半期は、15円で一律でしたが、10月から、「初めの数年は高く、そのあとは低く」という形になりました。

売電と自家消費。売電は使いきれなかった電気を売る、自家消費は日中の電気を家で使う売電と自家消費 売電使いきれなかった電気を、決まった価格で売る自家消費日中の電気を家で使い、買う電気を減らす出典:JPEA・資源エネルギー庁 | 一情多楽

「初期投資支援スキーム」って?

この価格の形は、「初期投資支援スキーム」と呼ばれています。国民の負担(電気料金に上乗せされる分)には、中立的な形で、投資を回収するのを早めることをめざした価格のつけ方です。最初の期間の価格を高くして、そのぶん、後の期間の価格を低くしています。

出力10kW以上の屋根設置の太陽光(事業用)にも、同じ考え方が使われています。2025年度の10月から3月は、最初の5年が19円、6〜20年目が8.3円で、買取期間は20年間です。

住宅用(10kW未満)の買取価格(1kWhあたり)。2025年度4〜9月は15円。10月から最初の4年は24円、5〜10年目は8.3円。2026年度も同じ。2025年度 4〜9月(一律)15円(参考)2025年度 10月〜 最初の4年24円同 5〜10年目8.3円
出典:資源エネルギー庁「買取価格・期間等(2026年度以降)」。住宅用(10kW未満)の1kWhあたりの買取価格。買取期間は10年間。

売る電気と、自分で使う電気

売電のほかに、自分で使う(自家消費する)という考え方もあります。「つくる電気」のほうが、電力会社から「買う電気」より安い、いわゆる「逆転現象」が起きています。日中に発電した電気を、そのまま使えば、電気料金の削減が期待できます。

  • 売電:使いきれなかった電気を、決まった価格で売る。
  • 自家消費:発電した電気を、家で使って、買う電気を減らす。

すでに設置している家では、設置の前と後の、電気の使用料金を比べると、削減の効果が分かります。

蓄電池と、組み合わせる

昼間に余った電気を、蓄電池にためて、夜や朝に使えば、買う電気を減らせます。くわしくは、太陽光の「出力制御」ってなに?電気が余る理由と、蓄電池の役割をご覧ください。

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価格を見るときの、注意

  • この価格は、買取の制度の価格です。設置の費用や、実際に家計にどれだけ影響するかは、屋根の向きや面積、使い方によって変わります。
  • 年度ごとに、価格は変わります。表の値は、2026年4月現在の公表内容です。これから設置を考える人は、最新の価格を、資源エネルギー庁の「買取価格・期間等」か、販売店・施工店で確かめましょう。
  • 買取期間が終わっても、発電は続けられます。10年が終わったあとの選択肢は、太陽光発電の「買取期間満了」とは?をご覧ください。

まとめ:住宅用は、最初の4年が24円、そのあとが8.3円

住宅用の太陽光発電の買取価格は、2025年度の10月から、最初の4年が24円、5〜10年目が8.3円という形で、2026年度も同じ価格が適用されます。買取期間は10年間です。売電と自家消費を合わせて、考えましょう。

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出典

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