家の建て替えや、屋根のリフォーム、パワーコンディショナ(パワコン)の故障などで、屋根の太陽光パネルを外したいことがあります。どこに相談して、何に気をつければいいのでしょうか。
この記事では、撤去・廃棄のときの相談先と、確かめたいこと、費用の考え方を、やさしくまとめました。
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撤去の前に、考えてほしいこと
住宅用の太陽光発電の固定価格買取制度は、10年で終わります。その後も、故障などがなければ、発電した電気を自宅で使う「自家消費」の良さは続きます。故障や不具合で、廃棄を考えているときは、販売店に廃棄を相談する前に、パワコンなどの修理や交換を相談してみましょう。
撤去することになるのは、どんなとき?
- 住宅の解体や、屋根のふき替えなど。建て替え、リフォーム、屋根のふき替え、解体のとき。
- パワコンなどの故障。修理を検討したうえで、撤去を決めたとき。
- 自然災害による、落下や破損。地震、落雷、台風などで、落ちたり壊れたりしたとき。まれですが、災害のときを考えておく必要があります。
どこに相談する?
パネルの取り外しには、専門の技術が必要です。次の順に、相談しましょう。
- まずは、購入した販売店か、取り付けた施工店。
- 屋根のふき替えや、家の解体をするときは、それぞれの工事業者(屋根工事の業者、解体工事の業者)。
- 販売店や施工店が廃業して、連絡がつかないときや、工事業者が見つからないときは、パネルのメーカーの相談窓口。
取り外されたパネルは、原則として、産業廃棄物として処理されます。家庭ごみではありません。取り外されたパネル、架台、ケーブル、パワコンなどの機器も、同じです。
撤去のときに、確かめること
- 売電の「廃止届」。固定価格買取制度の認定を受けている場合は、廃止の届け出が必要です。設置のときに手続きを代行した事業者に、相談しましょう。
- 補助金の返還。補助金を受けて設置した場合、法定耐用年数(17年)に満たないうちに廃棄するときは、補助金を返さなければならない場合があります。補助金の資料や、交付元のサイトで確認します。
- 取付金具と防水。パネルを固定した架台は、金具で屋根に固定されています。これを屋根から外すときは、しっかり防水の処理をします。金具を残す場合もありますが、雨漏りを防ぐために、設置した販売店や施工店と、よく相談しましょう。
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撤去・廃棄の費用は、2つに分けて考える
- 撤去費用。パネルを屋根から外す工事の費用です。パネルの枚数、屋根の形や傾き、1階建てか2階以上か、足場が必要かなど、設置の状況で変わります。
- 処分の費用。外したパネルは、廃棄物の処理業者などが、リサイクルで資源を回収したり、最終処分をしたりします。その費用は、パネルの状態や、資源の価格などで変わります。
購入した販売店や施工店など、複数の業者から見積もりをとって、比べましょう。
自分で外したり、絶縁したりしないで
パネルは、曇りのときでも、数百ボルトの電圧が発生することがあります。自分で、絶縁の処置や撤去をするのは、危険です。必ず、専門の業者に任せます。将来のリサイクルの法律については、太陽光パネルのリサイクルの法律の記事をご覧ください。
まとめ:まず修理を相談、撤去は専門業者へ
撤去を考えたら、まず、修理や交換ができないかを相談します。外すと決めたら、販売店・施工店、または工事業者に相談して、売電の廃止届、補助金の返還、屋根の防水を確かめましょう。費用は、撤去と処分に分けて、見積もりを比べます。
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出典
- 住宅用太陽光発電システムの廃棄を検討している方へ|太陽光発電協会(JPEA)(2026年10月24日に確認)
- 住宅用太陽光発電システムをお使いの皆さまへ(2021年1月改訂)|日本電機工業会(JEMA)(2026年10月24日に確認)
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