小さなお子さんが、コンセントの穴に興味をもって、指やものを入れようとしたことはありませんか?ほんの一瞬のできごとなので、ヒヤッとした経験のある保護者の方は、多いと思います。
国民生活センターが、子どものコンセントまわりの事故について、注意を呼びかけています。事故の様子と、家庭でできる安全対策を整理しました。
広告
どんな事故が起きているの?
2021年度以降、15歳以下の子どもの感電や熱傷(やけど)に関する事例が、38件寄せられています。とくに、9歳以下の子どもに多くみられました。
多い原因は、コンセントに金属を入れること
- ヘアピンや針金などの金属製のものを、コンセントの穴に入れてしまう
- 電源コードや充電ケーブルをさわって、事故になる
金属を入れると、ショート(短絡)して、火花や高い熱が出て、やけどを負うことがあります。入院が必要になった事例もあります。感電は、皮膚だけでなく、筋肉や神経、心臓などの深いところに傷を負わせることがあり、心臓に影響すると、不整脈が出て、重い場合は心停止につながるおそれがあります。
保護者が見ていても、事故は起きている
消費者アンケートでは、次のようなことがわかりました。
- 約7割の保護者が、子どもが感電した(しそうになった)ときに、近くにいました。
- 危険だと知っていても、事故は起きていました。
- 子どもが、コンセントや電源コードにふれやすい環境が多くみられました。
- 関係していたのは、家庭の中の電源まわりが中心でした。
- やけどのような症状があっても、受診しなかったケースもありました。
「見ているから大丈夫」ではなく、事故が起きにくい環境をつくっておくことが大切です。
広告
家庭でできる、4つのこと
- 子どもがふれにくい環境を整える。手の届くところに、コンセントや電源コードがないようにします。使わないコンセントのまわりも、見直してみましょう。
- 見守りに加えて、安全教育をする。コンセントは、さわったり、ものを入れたりしてはいけないことを、年齢に合わせて、繰り返し伝えます。
- コンセントまわりの安全対策をする。金属のものを入れられない、さわれないよう、対策をします。
- 事故が起きたら、医療機関への相談を検討する。見た目に変化が少なくても、受診するか迷ったら、相談しましょう。
困ったときの相談先
製品や事故について、わからないことがあるときは、お住まいの地域の消費生活センターに相談できます。消費者ホットライン「188」に電話すると、案内してもらえます。
関連記事
出典
- 国民生活センター「コンセントまわりの安全対策を見直しましょう―子どもの感電や熱傷を防ぐために―」(2026年10月21日公表)(2026年10月25日に確認)
広告
