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停電のとき、スマホの充電や明かりが使えたら、心強いですよね。そんなときに頼りになるのが、コンセントのように電気を取り出せる「ポータブル電源」です。
この記事では、買う前にチェックしたい5つのポイントと、NITE(製品評価技術基盤機構)が呼びかけている安全の注意を、やさしくまとめました。Jackery(ジャクリ)の公式サイトにある製品も、例として紹介します。
ポータブル電源って、どんなもの?
NITEの「製品安全情報マガジン」によると、リチウムイオン電池などを内蔵した、大容量で持ち運べる蓄電装置で、交流100Vの出力に対応したものが、一般に「ポータブル電源」と呼ばれています。

買う前にチェックしたい5つのポイント
- 容量(Wh)をチェック。どれだけ電気をためられるかを表す数字です。大きいほど長く使えますが、そのぶん大きくて重くなります。
- 出力(W)をチェック。同時に使える家電の大きさの上限です。使いたい家電の消費電力(W)が、出力(W)に収まるか、見てみましょう。
- 使いたい家電を決める。スマホの充電、照明、扇風機など、停電のときに使いたいものを、先に書き出してみましょう。使える時間は、おおよそ「容量(Wh)÷ 家電の消費電力(W)」が目安です。実際の時間は、製品や使い方で変わります。
- 充電のしかたをチェック。家庭用のコンセントで充電できるか、ソーラーパネルにつなげるかは、製品によって違います。停電が長引いたときの充電も、考えておくと安心です。
- 安全と保証をチェック。このあとの「安全のために知っておきたいこと」を読んで、販売元の連絡先、リコール情報、保証の内容も、買う前に確かめましょう。

安全のために知っておきたいこと(NITEより)
NITEの「製品安全情報マガジン」(2024年8月27日号「災害時の事故」)では、ポータブル電源を使うときの注意として、次のことが紹介されています。
- 強い衝撃を与えないようにします。ぶつけたあとに、熱くなったり、形が変わったりしたら、使うのをやめて、修理窓口に相談しましょう。
- 暑い場所で使わないようにします。長く使わないときは、直射日光の当たらない、涼しくて暗い所に、箱に入れて保管しましょう。
- 屋外で使うなら、防水・防塵の性能がある製品を検討しましょう。
- リコールされた製品もあるので、使う前に、メーカーの案内やリコール情報を確認しましょう。

同じマガジンには、インターネットで買ったポータブル電源を充電しているときに、火が出た事例が1件、紹介されています。屋外に置かれ、覆いが不十分で雨水が入り、ショート(短絡)して、内蔵の電池が異常に熱くなった可能性がある、とされています(焼け方が激しく、原因は特定されていません)。
また、NITEの注意喚起では、ポータブル電源のリチウムイオン電池には、燃えやすい電解液が含まれていて、一度発火すると、複数の電池が次々に発火して、大きな火災につながるおそれがある、とされています。持っている製品がリコールの対象なら、異常がなくても、すぐに使うのをやめて、販売店や製造事業者に連絡するよう、呼びかけています。
停電が復旧したときも、油断しないで
同じマガジンでは、停電が復旧したときに起きる「通電火災」にも、注意するよう紹介されています。電熱器具に燃えやすいものが触れていたり、水に浸かった電気製品に電気が通ったりして、火事になることがあります。
- 避難する余裕があれば、分電盤のブレーカーを切っておきましょう。
- 電気ストーブなどの電熱器具は、停電のときに、電源プラグを抜いておきましょう。
- 復旧したら、まず見た目を確認して、ブレーカーを入れ、機器を1台ずつコンセントに差して、様子を見ましょう。変な音やにおいがしたら、使うのをやめて、メーカーや販売店に相談してください。

地震への備えは、家具の転倒防止は何から始める?消防庁が示す基本の対策もどうぞ。
Jackeryには、どんな製品がある?(公式サイトより)
Jackery(ジャクリ)の公式サイトには、容量と定格出力が違う、いろいろなポータブル電源が載っています(2026年10月13日に確認)。ラインナップは、変わることがあります。
| 製品 | 容量 | 定格出力 |
|---|---|---|
| Explorer 100 Plus | 99Wh | 128W |
| 240 New | 256Wh | 300W |
| 500 New | 512Wh | 500W |
| 1000 New V3 | 1024Wh | 1500W |
| 1500 New | 1536Wh | 2000W |
| 2000 New | 2048Wh | 2200W |
| 3000 New | 3072Wh | 3000W |
このほか、ソーラーパネルとのセット(Solar Generator)も、公式サイトに載っています。上の表は、ほんの一部です。最新の製品、価格、保証の内容は、買う前に、公式ページで確かめてくださいね。
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出典
- 製品安全情報マガジン Vol.459 8月27日号「災害時の事故」(NITE)(2026年10月13日に確認)
- ポータブル電源「1.リコール製品に注意」(NITE)(2026年10月13日に確認)
- Jackery(ジャクリ)公式サイト(2026年10月13日に確認)
