フリマアプリは、手軽に買い物ができて便利ですよね。でも、お金を払ったのに商品が届かない、というトラブルも起きています。
この記事では、よくある手口と、届かないときの対処法、買う前に確認したいことをまとめました。
こんなトラブルが起きています
事例のYさんは、いつもフリマアプリでブランド品を探しています。あるとき、限定品のバッグを見つけて、買うことにしました。
- 出品者は業者らしく、「理由があって、手持ちの商品をすぐに売りたい」と説明していました。
- 市価よりずっと安い一方で、かなり高額な商品だったので、最初は少し迷いました。
- でも、すでに何人かがその業者から商品を受け取っているのを見て、安心して買いました。
ところが、何日たっても商品は届きません。出品者に連絡しても返事がなく、待っているうちに取引が完了となって、出品者への支払いが実行されてしまいました。その後、最初のころに買った人以外は、誰も商品を受け取れていないことがわかりました。

どんな手口なの?
- 時期をずらして大量に出品します。
- 初めのころの購入者にだけ、商品をきちんと送ります。
- それを見た、ほかの購入者を安心させて、だまします。
もっと悪質な例として、犯人が別の名前で自分の出品物を買って(落札して)見せ、実は初めから商品を何も用意していなかったケースもあります。「ほかの人も買っているから大丈夫」と考えるのは、危ないということです。
届かないとき、どうする?
商品がなかなか届かないときは、次のように対応します。
- フリマアプリの利用規約で、取引が完了になる条件を確認する。たとえば、取引メッセージを送り続けているあいだは取引が完了にならない、逆に、メッセージのやりとりが一定期間ないと取引が完了になる、といった条件が、規約に書かれていることがあります。
- フリマアプリの運営者にも、商品が届かないことを連絡しておく。
規約の条件によって、とるべき対応が変わります。「待っていれば届くかも」と何もしないでいると、取引が完了して、支払いが実行されることがあります。
買う前に、ここをチェック!
| 確認すること | 注意が必要なとき |
|---|---|
| 出品者の評価・コメント | 評価が低い、コメントがない、悪いコメントが多い。 |
| 商品の写真・説明 | 写真がぼやけている、ほかのサイトからコピーされたかもしれない。説明があいまい、重要な情報が抜けている。 |
| 値段・送料 | 値段が相場よりずっと安すぎる、送料が高すぎる。 |
| 取引のやり方 | 直接取引を持ちかけられた。メルカリの保証制度の対象外になるので、断るべき。 |

「安すぎる」「急いで売りたい」には、立ち止まろう
事例の出品者は、「市価よりずっと安い」うえに、「すぐに売りたい」と言っていました。買う側は、「お得かも」「早く買わないと」と思いがちです。でも、安すぎる値段や、急かす言葉は、疑ってみるきっかけになります。
お金を払う前に、評価やコメント、写真、説明、値段をひとつずつ確認する習慣をつけておくと、安心です。アプリの外でやりとりしようと誘われたときも、保証制度の対象外になるので、断りましょう。

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出典
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト「事例4 フリマアプリの商品が届かない」(2026年10月16日に確認)
