★ 2026-11-03 食品・食費

食物アレルギー表示の見方。義務の9品目と「乳成分を含む」の意味

食物アレルギー表示の見方。義務の9品目と「乳成分を含む」の意味

お店で買った食品の裏を見て、「(卵を含む)」「(乳成分を含む)」と書いてあるのに気づいたことはありませんか?あの表示は、食物アレルギーのある人が、食べて大丈夫かを確かめるためのものです。

家族や友人にアレルギーの人がいるときに役立つ、表示の見方を、順番にまとめます。

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食物アレルギー表示って、なに?

食物アレルギーは、食べ物に含まれるたんぱく質などを、体が異物と考えて、強く反応してしまうことです。主な症状は、かゆみやじんましん、唇やまぶたの腫れ、嘔吐、せきなどで、まれに、意識がなくなったり、血圧が下がったりすることもあります。原因になる食べ物や、反応が出る量は、人によってちがいます。

食物アレルギー表示は、食物アレルギーのある人の健康を守るための制度です。食品表示法にもとづく食品表示基準で決まっていて、すべての人に向けた情報ではなく、アレルギーのある人が安全に食べ物を選べるようにするのが目的です。

食物アレルギー表示のしくみ食物アレルギー表示のしくみ 目的アレルギーのある人の健康を守るための表示です ルール食品表示法にもとづく食品表示基準で決まっています対象容大包装された加工食品などに表示されます | 一情多楽

表示が義務の9品目と、表示をすすめられる20品目

表示の対象は、症例の数や、症状の重さから決められています。

必ず表示される「特定原材料」(9品目)

えび、カシューナッツ、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の9品目は、表示が義務です。

  • 卵、乳、小麦は、食物アレルギーの原因全体の約50%を占めます。
  • そばと落花生は、症状が重くなることがあります。
  • えびとかには、大人になってから新しく発症したり、誤って食べたりすることが多い品目です。
  • カシューナッツとくるみは、近年、症例が増えています。

表示をすすめられる「特定原材料に準ずるもの」(20品目)

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、ピスタチオ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの20品目は、表示が義務ではなく、「推奨」です。

表示がないとき、「使っていない」のか、「使っているけれど表示していない」のかは、見ただけでは区別できません。そのため、商品によっては、一括表示の近くに、「9品目を対象にしています」「29品目を対象にしています」といった表示があります。

義務の9品目と推奨の20品目表示の対象になる品目 義務(9品目)えび・カシューナッツ・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生 推奨(20品目)アーモンド・いか・ごま・大豆・ゼラチンなど。表示は和束務ではない | 一情多楽
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表示の見方

原則は、原材料のすぐあとに書いてあります

原材料名や添加物のすぐあとに、かっこをつけて書かれます。

  • マヨネーズ(卵を含む)
  • チョコレート(乳成分を含む)
  • キチン(かに由来)、カゼインナトリウム(乳由来)(添加物の例)

乳は、原材料では「乳成分を含む」、添加物では「乳由来」と書かれます。

まとめて書いてあることもあります

表示できる場所が小さいときなどは、原材料欄の最後に、「(一部に卵・乳成分・小麦を含む)」のように、まとめて書くことが認められています。個別の表示とまとめた表示を、同じ商品の中で混ぜることはできません。

同じ内容の繰り返しは、省略されることがあります

同じ原材料が何度も出てくる場合、2回目からは、表示が省略されることがあります。たとえば、マヨネーズに「卵を含む」と書いてあれば、卵黄の「卵を含む」は省略できます。「この原材料には書いてないから大丈夫」と思い込まず、商品全体で見ましょう。

表示を見るときの3つのコツ表示を見るときの3つのコツ 原材料のあとかっこの中の「ーを含む」を上兄ます まとめ表示も未尾の「一部にを含む」も確認します 商品全体で省略されている原材料があることを知っておきます | 一情多楽

知っておきたい4つのこと

  • 大袋の中の小袋には、表示がないことがあります。詰め合わせの大袋の外側には表示があっても、中の小袋には、表示が義務ではありません。ばらして渡すときは、外袋の表示を確かめましょう。
  • 表示の古い・新しいに注意しましょう。対象の品目が追加されたときは、移行の期間があります。商品によっては、古い基準のままの表示が残っていることがあります。
  • 「入っているかもしれない」だけの表示は認められていません。含まれているなら表示が必要で、可能性だけを書くことは禁止されています。
  • 表示ラベルのまちがいも、ゼロではありません。店頭で買うときは、ラベルを見るだけでなく、わからないときは、お店や製造元に聞くようにしましょう。

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出典

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