寒い季節に欠かせない暖房。エアコン以外の暖房器具も、使い方を少し変えるだけで、省エネと節約につながります。
資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」には、暖房器具ごとの「省エネレッスン」と、省エネ効果の目安が載っています。ガス・石油ファンヒーター、電気カーペット、電気こたつ、床暖房について、まとめました。
ガス・石油ファンヒーター
- 早めに切る。外出や就寝の15分くらい前に切るのがコツ。室温は急には下がりません
- フィルターを掃除する。掃除機でホコリを吸い取るか、ぬるま湯で洗ってしっかり乾かす
- 服装を工夫する。寒いからといって設定温度を上げる前に、着るものを工夫する
電気カーペット
- 床に直接敷くと熱が床に逃げるので、下に断熱マットなどを敷く
- 分割して温める機能があれば、人のいない部分は温めない
電気こたつ
- こたつは主に腰から下を温める器具なので、上半身にはカーディガンなどを1枚多く着る
- ストーブやエアコンなどと併用するときは、控えめな温度設定にする
床暖房
- 足元から体を温めるので、室温は低めに設定する
- 運転を止めてもすぐには冷めない。就寝や外出の約30分前にスイッチを切る。タイマーを使うと切り忘れを防げる
- 床暖房の上には、カーペットやラグマットを使わない方が効果的

省エネ効果の目安
次のような節約額の目安があります(ひと冬を169日として計算した例もあります)。実際の金額は、お住まいの条件によって変わります。
| 器具 | 行動 | 年間の節約額の目安 |
|---|---|---|
| ガスファンヒーター | 室温を20℃を目安に(設定温度を21℃から20℃に。使用時間9時間/日) | 約1,320円 |
| 石油ファンヒーター | 同上 | 約880円 |
| ガスファンヒーター | 1日1時間、運転を短縮(設定温度20℃) | 合計 約2,150円 |
| 石油ファンヒーター | 1日1時間、運転を短縮(設定温度20℃) | 合計 約1,470円 |
| 電気カーペット | 3畳用から2畳用に(室温20℃、設定「中」、1日5時間) | 約2,790円 |
| 電気カーペット | 3畳用で設定を「強」から「中」に(1日5時間) | 約5,770円 |
| 電気こたつ | こたつ布団に上掛けと敷布団を併用(1日5時間) | 約1,010円 |
| 電気こたつ | 温度調節を「強」から「中」に(1日5時間) | 約1,520円 |
それぞれの数値には、算出根拠があります。

エアコンを使うときのコツ
エアコンの暖房時の工夫として、ドアや窓の開け閉めを少なくする、厚手のカーテンを使う(床まで届く長いものの方が効果的)、扇風機を併用して暖まった空気を循環させる、などがあります。なお、適宜、換気をするよう注意書きもあります。
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出典
- 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約 空調」 (2026年10月12日に確認)
