★ 2026-11-01 スマホ・通信 / 情報漏洩

小学生の約75%が自分のスマホ。保護者ができる3つの見守り方

小学生の約75%が自分のスマホ。保護者ができる3つの見守り方

進級や進学をきっかけに、子どもにスマートフォンを持たせようか迷っていませんか?持たせたあと、「うちの子は、スマホで何をしているんだろう?」と気になる人も多いはずです。

この記事では、子どものスマホ利用の実態と、起きやすいトラブル、そして保護者ができる3つの見守り方をまとめました。

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子どものスマホ利用、どれくらい?

こども家庭庁の「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」では、自分専用のスマートフォンを使っている子の割合は、次のとおりでした。

学年自分専用のスマホを使っている割合
小学生74.9%
中学生95.4%
高校生99.1%

使い方の上位は、どの学年でも「動画視聴」が1位。小学生は次にゲーム(85.5%)、中学生は検索・調べもの(88.8%)、高校生はコミュニケーション(92.7%)が続きます。

1日のインターネットの平均利用時間は、小学生が233.6分、中学生が324.3分、高校生が404分。1日3時間以上使う子は、小学生で61.7%、中学生で78.1%、高校生で86.0%にのぼります。

自分専用スマホの割合と1日3時間以上使う割合自分専用スマホの割合 小学生約75% 中学生約95% 長時間の利用1日3時間以上の割合も調査こども家庭庁 | 一情多楽

スマホは家の外でも使えるので、保護者の目が届きにくいのが現状です。トラブルに遭っていても、保護者が気づけていない場合が少なくありません。

自分専用のスマートフォンを使っている子の割合。小学生74.9%、中学生95.4%、高校生99.1%。小学生74.9%中学生95.4%高校生99.1%
自分専用のスマホを使っている子の割合。出典:こども家庭庁「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」(政府広報オンライン掲載)
1日3時間以上インターネットを使う子の割合。小学生61.7%、中学生78.1%、高校生86.0%。小学生61.7%中学生78.1%高校生86%
1日3時間以上、インターネットを使う子の割合。出典:こども家庭庁「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」(政府広報オンライン掲載)

子どものスマホで起きやすいトラブルは?

ネットには役に立つ情報がたくさんある一方で、暴力的な表現など、子どもに悪影響を与える情報もあります。SNSなどは使い方を間違えると、思わぬトラブルにつながります。

  • 誹謗中傷やいじめ: 悪口の書き込みなどで、被害にあった子が不登校になる例もあります。
  • 個人情報の流出: 気軽に載せた写真や名前、メールアドレスが、知らないところで使われ、嫌がらせを受ける被害があります。
  • 誘い出しによる性的被害: 最近は、出会い系サイトではなく、SNSやゲームサイトで知り合った人に誘い出されるケースが増えています。2025年にSNSが原因で犯罪被害にあった子どもは1,566人でした(警察庁「令和7年の犯罪情勢」)。
  • 無料ゲームでの意図しない課金: 「無料」のゲームで、アイテムが有料と気づかずに買ってしまい、高額な請求を受けるトラブルが多く起きています。
  • 「闇バイト」への加担: 「高額バイト」「即日即金」などの言葉で、強盗や特殊詐欺の実行役を募る手口があり、子どもが重大な犯罪に加わってしまう危険があります。
子どものスマホで起きやすいトラブル5つ子どものスマホで起きやすいトラブル5つ 誹謗中傷・いじめ悪口の書き込み 個人情報の流出SNSでの公開 誘い出し会いに行ってしまう 課金使いすぎ 闇バイト応募してしまうこども家庭庁 | 一情多楽
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保護者ができる3つの見守り方

1. ペアレンタルコントロールを使う

ペアレンタルコントロールは、子どものスマホの使い方を保護者が把握したり、安全を管理したりする仕組みです。スマホのOSやアプリの会社が提供しています。たとえばゲームなら、保護者のスマホから、遊んだ時間を確認したり、遊べる時間や時間帯を調整したり、課金を制限したりできます。子どもの使い方に合わせて、上手に使いましょう。

2. フィルタリングを使う

フィルタリングは、不適切な情報や危険な出会いにつながるサイトを見られないようにする機能です。出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどが対象です。携帯電話会社では、18歳未満の子がスマホを使うときに、フィルタリングの説明と設定をしてくれます。子どもの年齢や使い方に合わせてレベルを選べ、使いたいサイトやSNSを個別に設定することもできます。

3. 家庭のルールをつくる

ルールは、保護者が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に話し合って決めるのがコツです。使う目的、場所、時間帯を相談しましょう。そして、成長に合わせて少しずつ見直していきます。「実社会でやってはいけないことは、ネットでもやってはいけない」という基本も、一緒に確認したいですね。

ルールの例は、次のとおりです。

  • 名前や顔写真、学校名などは書き込まない
  • 友達にメールやメッセージのやり取りを強要しない
  • 使う場所や時間を決める
  • パスワードは親が管理する
  • トラブルのときは、すぐ保護者に相談する
ペアレンタルコントロール・フィルタリング・ルールづくり3つの見守り方 ペアレンタルコントロール使い方を把握・管理フィルタリング見られるものを制限 家庭のルール親子で決めるこども家庭庁 | 一情多楽

いちばん大切なのは、「困ったことがあったら、ひとりで抱え込まずに相談してね」と、ふだんから話しておくことです。スマホの使い方は、折に触れて親子で話し合い、問題がないか確認しましょう。

まとめ

  • 自分専用のスマホを持つ子は、小学生で約75%、中学生で約95%
  • 誹謗中傷、個人情報の流出、誘い出し、課金、闇バイトなどのトラブルが起きている
  • 見守りは、ペアレンタルコントロール・フィルタリング・家庭のルールの3本立て

制度の内容や手続き、期限は、変わることがあります。最新の情報は、この記事の末尾にある「出典」のリンク先でご確認ください。

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出典

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