「太陽光発電の点検は、義務なの?」「知らない業者に、点検が義務になったと言われた」。そんな疑問や不安を持つ人も、多いと思います。
この記事では、点検が必要な理由と、固定価格買取制度との関係、自分でする点検と、専門業者に頼む点検、頼み方のポイントを、やさしくまとめました。
広告
なぜ、点検が必要なの?
太陽光発電は、一般的な家電より、長持ちします。それでも、パネルは、「故障しない」「性能が下がらない」というわけではありません。発電の性能を保つためと、安全を守るために、点検が必要です。
点検は、義務?
固定価格買取制度(FIT)にもとづく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」では、「保守点検および維持管理を実施すること」とされ、義務であることが示されています。売電をしている人は、設備の認定を受けたときの、事業計画の内容を、確かめましょう。
ただし、これは、「知らない業者の点検を、受けなければならない」という意味ではありません。「点検が義務化された」と言って契約をせまる業者には、その場で契約せず、設備を買った販売店や、機器のメーカーに確認します(くわしくは、太陽光発電の点検商法の記事をご覧ください)。
2つの点検
日常点検(自分でする)
- 動作と発電。問題なく動いて、順調に発電しているか。
- 外観・音・におい。可能な範囲で、機器の見た目の異常や、異音、異臭がないか。
- 発電量の比較。発電の性能を確かめ、売電収入を保つためには、月に1回、前の年の同じ月の発電量と比べることが大切です。
- モニターのグラフ。発電モニターで、毎日の発電量を、グラフにして見ると、発電の性能が分かります。
定期点検(専門業者に頼む)
- 時期。設置から1年目、その後は、4年に1回が、すすめられています。
- 項目。設置から何年たったか、その間の使い方や、故障の状況で、変わります。
広告
誰に頼む?費用は?
- 販売店、工務店、太陽電池のメーカーなど、専門の業者に相談します。
- メーカーによっては、定期点検のメニューと、費用を、公表しています。参考にしましょう。
- 費用は、業者や、点検の内容で違います。見積もりで、内訳を確かめます。
頼むときの、チェックポイント
- どんな項目を、点検するのか、書面でもらう。
- 点検の結果の報告書を、もらえるか。
- 保証や、メーカーの点検との関係はどうなるか。
- 複数の業者で、見積もりを比べる。
- 急がせる言い方や、その場での契約は、断る。
点検の具体的な項目は、屋根の太陽光は4年に1回の点検で何を見る?、毎月の見回りは、家の太陽光発電に点検は必要?の記事をご覧ください。
まとめ:自分で月1回、専門家に4年に1回
点検は、発電の性能を保ち、安全を守るために必要で、売電をしている人は、保守点検と維持管理を実施することが示されています。日常は、前の年の同じ月と、発電量を比べます。専門の点検は、1年目と、4年に1回が目安です。契約をせまる業者には、まず、購入先に確認しましょう。
関連記事
- 太陽光発電の点検商法に注意。「点検が義務化された」と言われても、すぐ契約しない
- 家の太陽光発電に点検は必要?所有者の責任と日常点検の目安、勧誘の注意
- 屋根の太陽光は4年に1回の点検で何を見る?屋根・防水まわりの項目
- 太陽光発電の書類は何を保管する?契約・保証・点検の記録のリスト
出典
- 長く使っていただくために|住宅用システム|太陽光発電協会(JPEA)(2026年10月24日に確認)
- 住宅用太陽光発電システムをお使いの皆さまへ(2025年11月発行)|日本電機工業会(JEMA)(2026年10月24日に確認)
- 住宅用太陽光発電の保守点検(SOLAR WEEK 2023、2023年11月13日)|太陽光発電協会(JPEA)(2026年10月24日に確認)
広告
