台風や大雪のとき、屋根の太陽光パネルは、大丈夫なのでしょうか。ひょうや雷も、心配になります。
この記事では、自然災害に対する、太陽光発電システムの備えと、ガラスが割れたときの注意を、やさしくまとめました。
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風・台風。取り付けの強さは、計算で決めます
屋根へのパネルの取り付け強度は、JIS C 8955(太陽電池アレイ用支持物設計標準)にもとづいて荷重を計算し、風などの荷重に耐えるように設計されています。
雪。地域ごとの決まりと、落雪への対策
- メーカーが、積雪量に応じた、パネルや架台、おすすめの傾きの角度を用意しています。
- 積雪量によって、設置できる地域に制限がある場合もあります。
- 雪が落ちて、まわりの物を傷つけるおそれがあるときは、雪止めなどの、適切な対策が必要です。
ひょう。表面は、強化ガラスです
パネルの表面のガラスは、JIS規格に合った強化ガラスで、ひょうで割れることは、まずありません。JIS C 61215-2では、決められた大きさの氷の球を、決められた速さでぶつけて、耐えられることを確かめます。
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雷。回路に、避雷の部品を入れます
落雷への対策として、回路の中に、サージアブソーバ(避雷素子)などを置いて、誘導雷の被害を食い止めます。パネルが直接、落雷を受けた例は、極めてまれです。一般の住宅の屋外にある、ほかの電気機器と同じで、パネルが、特に雷を受けやすいということは、ありません。
表面のガラスが割れたら、使い続けないで
パネルの表面のガラスが割れたまま使い続けるのは、非常に危険です。一見、発電しているように見えても、次のリスクが高まります。
- 発電効率の低下。ガラスの割れで、セルに届く光の量が減ります。
- 水分やちりの侵入。割れた場所から、湿気やごみが入って、セルなどが傷みます。
- ホットスポットの発生。一部が異常に熱くなって、焦げたり、火災の原因になったりすることもあります。
- 感電・漏電。絶縁が弱くなって、感電や漏電のリスクが高まります。
- 保証の対象外。破損した状態での使用は、メーカーの保証が無効になる場合があります。
割れたパネルを使い続けられるかどうかは、設置の環境にもよるので、専門家に確認しましょう。自分で触ったり、屋根に上ったりしないで、販売店や施工店に連絡します。
まとめ:備えはあるけれど、天気のあとは確かめる
太陽光パネルは、風・雪・ひょう・雷に備えた設計がされています。それでも、台風や大雪、大雨のあとは、パネルが割れていないか、見える範囲で確かめて、気になるときは、販売店や施工店に相談しましょう。水害の場合は、水に浸かったときの記事も、ご覧ください。
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出典
- 自然災害に対する対策はありますか?|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
- 表面のガラスが破損している状態で、使用し続けても問題ありませんか。|太陽光発電協会(JPEA)よくあるご質問(2026年10月24日に確認)
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