自分のサイトに、見覚えのない画像が載っている。管理画面にログインできなくなった。そんなことがあったら、どう動けばいいのでしょうか。
この記事では、ウェブサイトが改ざんされたときの対応と、事前の備えを、ブログやお店のサイトを運営している人向けに、やさしくまとめました。
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ウェブサイトの改ざんって、なに?
悪意のある人が、サイトの内容や設定を、運営者の意図しない状態に変えたり、意図しないファイルを置いたりすることです。正しい情報を発信できなくなるだけでなく、個人情報を盗まれたり、サイトを見た人がウイルスに感染したりするおそれがあります。
改ざんの手口は、3つ
- 盗まれたアカウント情報を使った、不正アクセス
- ソフトウェアの脆弱性の悪用
- アクセス制御の不備の悪用
実際にあった相談
- 顧客から「サイトが改ざんされている」と連絡があった。見覚えのない画像が載っていて、管理画面にもログインできなくなっていた。
- ECサイトが攻撃を受けて、氏名、生年月日、住所、電話番号などの個人情報が、外部に流出した形跡が見つかった。
- お客さんがサイトを見たときに、ウイルスを検知した。サーバーを調べると、マルウェアが置かれていた。
改ざんされたときの5つの対応
- すぐに、サービスを止める。そして、証拠を残す。管理画面やデータベースへのアクセスのログを、保存するか印刷しておきます。
- 原因を調べる。改ざんされていないサーバーや機器、パソコンも含めて調べます。ログは、バックアップと同じように、きちんと保管します。
- 脆弱性をふさぐ。OS、ソフトウェア、ネットワーク機器の更新を行い、サイトのプログラムやCMS(WordPressなど)の脆弱性もふさぎます。
- パスワードを変える。攻撃者にアクセスされたかもしれない機器のパスワードは、すぐに変更します。
- 警察に通報・相談する。アクセスのログなどを持って、最寄りの警察署か、サイバー犯罪相談窓口に相談します。事前に電話で、日時や持っていく資料を相談しておくと、スムーズです。
脆弱性をふさいだのに、パスワードの変更を忘れて、再び入られる例もあります。更新とパスワードの変更は、セットで行いましょう。
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事前の備え:7つのポイント
- OSやソフトウェアを、最新にする。管理者のIDとパスワードは、きちんと管理します。ウイルス対策ソフトも入れます。
- 使っていないサービスやアカウントは、削除か停止する。
- 公開しないファイルを、公開用のフォルダに置かない。
- WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)など、守るための製品を入れる。
- 定期的にバックアップをとり、正常な状態と比べる。知らないファイルがないかを確かめます。
- 大事な情報を扱うページは、暗号化通信にする。大事な情報を、メールで送らないようにします。
- パスワードは、そのままの文字ではなく、ソルト付きのハッシュ値で保管する。入力欄では、伏せ字にします。(サイトのプログラムを作る人向けです)
まとめ:止める、残す、直す、変える、相談する
サイトが改ざんされたら、サービスを止めて、ログを残し、原因を調べて、脆弱性をふさぎ、パスワードを変えて、警察に相談します。ふだんから、更新とバックアップを欠かさないことが、いちばんの備えです。
2026年10月には、PHPの重大な脆弱性も見つかっています。PHPで動くサイトを運営している人は、PHP2Shellの記事も、あわせてご覧ください。
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出典
- ウェブサイト改ざん対策|警察庁(2026年10月24日に確認)
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