★ 2026-10-30 情報漏洩

ウェブサイトが改ざんされたら。運営者が最初にすることと、事前の備え

ウェブサイトが改ざんされたら。運営者が最初にすることと、事前の備え

自分のサイトに、見覚えのない画像が載っている。管理画面にログインできなくなった。そんなことがあったら、どう動けばいいのでしょうか。

この記事では、ウェブサイトが改ざんされたときの対応と、事前の備えを、ブログやお店のサイトを運営している人向けに、やさしくまとめました。

改ざんされたときの対応。止める・残す、調べる・直す、変える・相談する改ざんされたときの対応の手順1止める・残すサービスを止めて証拠を保存2 調べる・直す原因を調べて直す3 変える・相談するパスワード変更・専門家へ総務省 | 一情多楽
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ウェブサイトの改ざんって、なに?

悪意のある人が、サイトの内容や設定を、運営者の意図しない状態に変えたり、意図しないファイルを置いたりすることです。正しい情報を発信できなくなるだけでなく、個人情報を盗まれたり、サイトを見た人がウイルスに感染したりするおそれがあります。

改ざんの手口は、3つ

  • 盗まれたアカウント情報を使った、不正アクセス
  • ソフトウェアの脆弱性の悪用
  • アクセス制御の不備の悪用

実際にあった相談

  • 顧客から「サイトが改ざんされている」と連絡があった。見覚えのない画像が載っていて、管理画面にもログインできなくなっていた。
  • ECサイトが攻撃を受けて、氏名、生年月日、住所、電話番号などの個人情報が、外部に流出した形跡が見つかった。
  • お客さんがサイトを見たときに、ウイルスを検知した。サーバーを調べると、マルウェアが置かれていた。
改ざんの相談事例。見覚えのない画像、個人情報の流出、閲覧者がウイルス検知改ざんの相談事例 見覚えのない画像サイトに表示 個人情報の流出通知が届いた 閲覧者がウイルスを検知指摘された総務省 | 一情多楽

改ざんされたときの5つの対応

  1. すぐに、サービスを止める。そして、証拠を残す。管理画面やデータベースへのアクセスのログを、保存するか印刷しておきます。
  2. 原因を調べる。改ざんされていないサーバーや機器、パソコンも含めて調べます。ログは、バックアップと同じように、きちんと保管します。
  3. 脆弱性をふさぐ。OS、ソフトウェア、ネットワーク機器の更新を行い、サイトのプログラムやCMS(WordPressなど)の脆弱性もふさぎます。
  4. パスワードを変える。攻撃者にアクセスされたかもしれない機器のパスワードは、すぐに変更します。
  5. 警察に通報・相談する。アクセスのログなどを持って、最寄りの警察署か、サイバー犯罪相談窓口に相談します。事前に電話で、日時や持っていく資料を相談しておくと、スムーズです。

脆弱性をふさいだのに、パスワードの変更を忘れて、再び入られる例もあります。更新とパスワードの変更は、セットで行いましょう。

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事前の備え:7つのポイント

事前の備え。最新にする、バックアップ、不要なものを消す事前の備え 最新にするOS・ソフト バックアップ定期的に取る 不要なものを消す使わない機能・ファイル総務省 | 一情多楽
  • OSやソフトウェアを、最新にする。管理者のIDとパスワードは、きちんと管理します。ウイルス対策ソフトも入れます。
  • 使っていないサービスやアカウントは、削除か停止する。
  • 公開しないファイルを、公開用のフォルダに置かない。
  • WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)など、守るための製品を入れる。
  • 定期的にバックアップをとり、正常な状態と比べる。知らないファイルがないかを確かめます。
  • 大事な情報を扱うページは、暗号化通信にする。大事な情報を、メールで送らないようにします。
  • パスワードは、そのままの文字ではなく、ソルト付きのハッシュ値で保管する。入力欄では、伏せ字にします。(サイトのプログラムを作る人向けです)

まとめ:止める、残す、直す、変える、相談する

サイトが改ざんされたら、サービスを止めて、ログを残し、原因を調べて、脆弱性をふさぎ、パスワードを変えて、警察に相談します。ふだんから、更新とバックアップを欠かさないことが、いちばんの備えです。

2026年10月には、PHPの重大な脆弱性も見つかっています。PHPで動くサイトを運営している人は、PHP2Shellの記事も、あわせてご覧ください。

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出典

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