★ 2026-10-17 デジタルの安全

データを失う2つのケース。スマホが壊れた・ランサムウェアで見られなくなった

データを失う2つのケース。スマホが壊れた・ランサムウェアで見られなくなった(総務省)

大切な写真や、仕事のデータ。ある日、急に見られなくなったら、困りますよね。

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ケース1 スマホが壊れて、写真や動画を失いそうになった

Sさんは、友人や家族の写真や動画を撮って、楽しんでいました。ある日、スマホが水没して、思い出の写真や動画を、失ってしまうかもしれない、と困りました。

水没したときの対処法

  1. すぐに、電源を切る。すでに切れているときは、電源を入れない。
  2. タオルや柔らかい布で、表面の水分を、できるだけ拭き取る。
  3. 風通しのよい日陰に、1日程度、置いて、内部を乾燥させる。
  4. 十分に乾いたら、データ復旧の専門業者に相談する。ただし、必ず復旧できるとは限りません。
データを失う2つのケース。スマホの故障とランサムウェア

備え:バックアップを習慣に

スマホは、壊れたり、なくしたりするリスクが、常にあります。大切なデータを守るために、バックアップ(データを別の場所にコピーしておくこと)を取りましょう。

  • スマホの機能を使う:iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleアカウントにログインして、設定からバックアップを有効にします。データが、自動でクラウドに保存されます。
  • パソコンや外付けハードディスクにコピーする:USBケーブルやWi-Fiで、スマホとつないで、ファイルをコピーします。

ケース2 突然、データが見られなくなった(ランサムウェア)

Xさんは、ある日、いつも使っている社内システムに、接続できないことに気づきました。調べると、サイバー攻撃を受けて、ランサムウェアに感染し、使えない状態になっていました。原因は、社外から社内へ接続するときの、VPN機器の脆弱性を悪用されたことでした。そのため、社内のIDが盗まれて、社内システムにランサムウェアを展開されたのです。

ランサムウェアって、なに?

マルウェアの一種で、システムの不正なロックや、データの不正な暗号化で、使えない状態にします。「ランサム(身代金)」の名前のとおり、身代金を要求され、支払わないかぎり、復旧できないことが多いです。払っても、元どおりに復旧できるとは限りません。感染したときに、データが盗まれて、公開を人質に、身代金を要求されることもあります。

感染の経路には、脆弱性を突かれるケースのほかに、メールの添付ファイルを開く、不正なコードを埋め込まれたウェブサイトを見るといったケースもあります。

水没したときの対処。電源を切る、水分を拭いて乾かす、専門業者に相談

感染したときの対処法

  1. 感染した端末やシステムを、速やかにネットワークから遮断する。つながっているネットワークストレージなどが、暗号化されないようにするためです。
  2. 警察に、被害を報告する。
  3. 警察庁の「ランサムウェア被害防止対策」や、NISCの「ストップ!ランサムウェア」などを参考に、調査、復旧、再発防止の対策を行う。

予防

2つのケースの共通点

どちらも、「バックアップがあれば、守れる部分が大きい」ケースです。故障と、サイバー攻撃は、別の原因ですが、大切なデータは、別の場所にも、コピーしておくことが、備えになります。

ランサムウェアの対処。ネットワークから遮断、警察に報告、調査と再発防止

全体の対策は、家庭でできるサイバーセキュリティ対策まとめをご覧ください。

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出典

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