★ 2026-10-17 デジタルの安全

ランサムウェアとは?「データを人質に身代金」の手口と、最近の傾向

ランサムウェアとは?「データを人質に身代金」の手口と、最近の傾向(警察庁)

「ランサムウェア」という言葉を、ニュースで見かけることが増えましたよね。どんなもので、どうやって被害にあうのでしょうか。

この記事は、警察庁の「ランサムウェア被害防止対策」のページをもとに、ランサムウェアの定義と手口、最近の傾向を、やさしくまとめました。なお、企業などの組織向けの内容が中心ですが、家庭の私たちにも、知っておきたい内容です。

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ランサムウェアって、なに?

端末などに保存されているデータを暗号化して、使えない状態にしたうえで、そのデータを元に戻す(復号する)ための対価(金銭や暗号資産)を要求する、不正プログラムです。

ランサムウェアの仕組み。データを暗号化、使えなくする、対価を要求

「ノーウェアランサム」も、確認されています

データを暗号化することなく(ランサムウェアを実行することなく)、データを盗み出して、対価を要求する手口です。「ノーウェアランサム」の被害も、確認されています。

攻撃者の「裾野」が、広がっています

近年は、ランサムウェアの開発・運営を行うグループが、攻撃を実行する人に、ランサムウェアや、盗んだデータを公開する「リークサイト」など、攻撃に必要な環境を提供し、見返りに、身代金の一部を受け取る「RaaS(Ransomware as a Service)」が、多く確認されています。分業になったことで、高度な技術的専門知識がない人でも、ランサムウェアの攻撃ができるようになり、攻撃者の裾野の広がりが、見られます。

よくある相談

  • 相談事例1:パソコンの画面が急に制御不能になり、「パソコンのファイルを暗号化した。戻すために、ビットコインを支払え」などの内容の画面が表示された。
  • 相談事例2:会社のシステムが使えなくなった。確認すると、ファイル名が改ざん・暗号化されていて、解除のために金銭を要求された。さらに、データの一部が流出しているようで、「支払わなければ、リークサイト(外部のサイト)へ公開する」と脅迫された。
手口の変化。以前はメール、現在はVPN機器などから侵入。二重恐喝
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手口は、どう変わってきた?

以前現在
侵入のしかた不特定多数の利用者を狙って、電子メールを送る手口が一般的VPN(Virtual Private Network)機器など、インターネットに露出した箇所から、遠隔操作で、未修正の脆弱性、漏えいした認証情報、簡易なパスワード、設定の不備などを悪用して、ネットワーク内部に侵入する手口が、多くを占める
脅しのしかたデータの暗号化暗号化だけでなく、データを盗んだうえで、「支払わなければ、公開する」と要求する二重恐喝が、被害の多くを占める

実際に、事業者の財務情報や個人情報などが、ダークウェブ上の「リークサイト」に載せられた事例も、多数確認されています。

私たちが、知っておきたいこと

  • ランサムウェアは、会社だけの問題ではありません。パソコンの画面に、身代金を要求する画面が出る、という相談もあります。
  • メールの添付ファイルや、あやしいウェブサイトからの感染も、あります。
  • 取引先の会社が被害にあって、個人情報が流出する可能性もあります。
RaaS。開発・運営グループが環境を提供し、実行者から身代金の一部を受け取る

対策は、ランサムウェア被害にあわないための6つの対策と、備えで、感染したときの対応は、ランサムウェアに感染したら?で、紹介しています。

ランサムウェアを、やさしく知りたいときは、ランサムウェアって、なに?感染したときの動き方と、ふだんの備えもどうぞ。

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出典

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