★ 2026-10-29 防災・備え

大雨の前に見ておく情報は?早期注意情報・時系列情報・キキクル・気象防災速報

大雨の前に見ておく情報は?早期注意情報・時系列情報・キキクル・気象防災速報

天気予報で「大雨のおそれ」と聞いたとき、いつ、どの情報を見ればいいか迷いませんか?

新しい防災気象情報では、「心構えを高める情報」と「避難を判断する情報」がはっきり分かれています。ここでは、大雨の前から見ておきたい4つの情報を、見るタイミングといっしょに整理しました。

広告

まずは「心構え」の情報から。早期注意情報と時系列情報

早期注意情報(警戒レベル1)は、5日先までの「警報級の現象が起こる可能性」を、[高]と[中]の2段階で知らせる情報です。定時の天気予報に合わせて、毎日5時・11時・17時の1日3回発表されます。

大雨・土砂災害・高潮で[高]や[中]が出ているときは、レベル3以上の情報が出るような現象が起こるかもしれません。最新の気象情報に気をつけて、心構えを高めておきましょう。

時系列情報は、明日までの警報などの見通しを知らせる情報です。毎日5時・11時・17時・23時の1日4回発表されます。市町村ごとに、明日までにレベル3やレベル4の情報が出そうかどうかが分かるので、明日の行動計画を立てるときに役立ちます。

  • 見通しが大きく変わったときは、定時以外にも修正されます
  • 急に天気が変わると、見通しと実際の発表が合わないこともあります
早期注意情報・時系列情報・キキクル・気象防災速報

「避難の判断」に使う情報。キキクルと気象防災速報

キキクルは、大雨のときに、危険度が高まっている地域を地図で確認できる情報です。色は、黄色が「注意」、赤色が「警戒」、紫色が「危険」です。種類は3つあります。

  • 大雨キキクル:大きな河川以外の川の氾濫と、低地の浸水の危険度を重ねて表示します。「大雨」の情報に対応しています
  • 洪水キキクル:川の氾濫の危険度を示します
  • 土砂キキクル:土砂災害の危険度を示します。表示のしかたは、これまでと同じです

気象庁のサイトでは、洪水キキクルと浸水キキクルも、切り替えて見ることができます。川の氾濫と低地の浸水を分けて確かめたいときに使いましょう。

もうひとつの気象防災速報は、顕著な現象が起きている、または起きかけているときに、速報で知らせる情報です。線状降水帯が発生するおそれがあるときや、記録的な大雨になっているとき、竜巻が発生したときなどに発表されます。発表されると、テレビの速報スーパーなどでも伝えられます。

土砂キキクルは、色の出方が少し変わりました

土砂キキクルは、これまでと見え方の傾向が変わっています。

  • 警戒(赤色)の判定が狭くなり、注意(黄色)から危険(紫色)に変わるケースが多くなります
  • 4〜6時間先にレベル4相当の基準に達すると予想して、レベル3土砂災害警報が出たときは、赤色が出ていないことがあります

赤色が出ていなくても、レベル3土砂災害警報が出たら、まもなくレベル4が出る可能性が高い状況です。早めの避難を心がけましょう。

土砂キキクルの色の出方の変化
広告

見るタイミングの目安

4つの情報は、役割がちがいます。早期注意情報と時系列情報は、心構えを高めて、事前の準備を考えるために使います。キキクルと気象防災速報は、避難を判断したり、背中を押したりするために使います。

情報使いどころひとこと
早期注意情報数日先の見通しを知る。心構えを高める5日先まで。1日3回
時系列情報明日までの行動計画や準備を考える1日4回。修正されることも
キキクル自分のいる場所の危険度を見て、避難を判断する黄色・赤色・紫色
気象防災速報顕著な現象を、速報で知るテレビの速報でも伝えられる

市町村から避難指示などが出ていなくても、レベル4やレベル3にあたる情報が出たら、キキクルや河川の水位情報を見て、自分で避難を判断しましょう。

情報は、どこで確認できる?

  • 気象庁のサイト:各レベルの情報の発表状況を確認できます
  • テレビの速報スーパー
  • 市町村の防災行政無線やメール配信サービス
  • 民間事業者の防災情報サービス

キキクルの危険度が変わったことを、スマートフォンに通知してくれるサービスも、民間事業者から提供されています。

防災気象情報を確認できる場所

関連記事

出典

広告