★ 2026-11-01 情報漏洩

情報セキュリティ自社診断。25の質問と、点数のつけ方(中小企業向け)

情報セキュリティ自社診断。25の質問と、点数のつけ方(中小企業向け)

「うちの会社の情報セキュリティは、大丈夫なのか。でも、何から見ればよいのか分からない。」そんな中小企業や個人事業主の方に、25の質問に答えるだけで、いまの状況を確かめられる診断があります。

IPA(情報処理推進機構)の「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」の、質問と、点数のつけ方を、整理します。

広告

診断のしくみ

自社診断のしくみ自社診断のしくみ 25の質問5分で答えられる 4・2・0点わからないは−1点 足りない所が分かる対策を検討IPA | 一情多楽

25の質問に、4つの選択肢から答えます。点数は、次のとおりです。

選択肢点数
実施している4点
一部実施している2点
実施していない0点
わからない−1点

「わからない」が、マイナスの点になる点に注意です。分からないまま放置している状態を、減点して、気づかせる仕組みです。

Part 1 基本的対策(6項目)

No.質問
1パソコンやスマートフォンなどのOSやソフトウェアは、常に最新の状態にしていますか?
2ウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルは最新の状態にしていますか?
3パスワードは、破られにくい「長く」「複雑な」ものを設定していますか?
4データの共有設定を、必要な人に限定していますか?
5故障や誤操作、ウイルス感染などによる重要情報の消失に備えて、定期的にバックアップを取っていますか?
6新たな脅威や攻撃の手口を知り、対策を社内で共有する仕組みはできていますか?
診断の3つのPart診断の3つのPartPart1 基本6項目 Part2 従業員11項目 Part3 組織8項目IPA | 一情多楽

Part 2 従業員としての対策(11項目)

No.質問
7メールの添付ファイルや本文中のURLリンクを介した、ウイルス感染に気をつけていますか?
8メールやFAXの宛先の送信ミスを防ぐ取り組みをしていますか?
9重要情報の受け渡しは、暗号化など、安全な手段で行っていますか?
10無線LANを安全に使うために、適切な暗号化方式を設定するなどの対策をしていますか?
11インターネットを介したウイルス感染や、SNSへの書き込みなどのトラブルへの対策をしていますか?
12重要情報が記載された書類や電子媒体を、机上に放置せず、書庫などに安全に保管していますか?
13重要情報が記載された書類や電子媒体を持ち出すとき、盗難や紛失の対策をしていますか?
14重要情報が記載された書類や媒体を破棄するとき、復元できないようにしていますか?
15離席時に、パソコン画面の覗き見や、勝手な操作ができないようにしていますか?
16関係者以外の、事務所への立ち入りを制限していますか?
17退社時に、ノートパソコンや備品を施錠保管するなど、盗難防止対策をしていますか?

Part 3 組織としての対策(8項目)

No.質問
18内部ネットワークを守るため、不正アクセス対策機能を設定していますか?
19ウェブサイトで、公開すべきでない情報を公開していませんか?
20従業員に、情報セキュリティに関する教育や注意喚起を行っていますか?
21個人所有の情報機器を業務で使うときの、セキュリティ対策を明確にしていますか?
22重要情報の授受を伴う取引先との契約書に、秘密保持条項を規定していますか?
23クラウドサービスやウェブサイトの運用などで使う外部サービスは、安全・信頼性を把握して選んでいますか?
24セキュリティ事故が起きた場合に備え、緊急時の体制の整備や、対応手順を作成するなど、準備をしていますか?
25情報セキュリティ対策(上記1〜24など)を、ルール化して、従業員に明示していますか?
診断のあとにできること診断のあとにできること 対策例を見る解説編SECURITY ACTION自己宣言 お助け隊見守り・駆けつけIPA | 一情多楽
広告

「重要情報」とは

営業秘密など、事業に必要で、組織にとって価値のある情報や、顧客や従業員の個人情報など、流出した場合に、組織のイメージダウンや、損害賠償責任を問われるなど、管理責任を伴う情報のことです。

診断のあとは

  • 「実施していない」「わからない」の項目から、順に、対策を検討します。診断の解説編には、項目ごとの「対策例」が、チェックリストの形で載っています。
  • 基本の6項目の対策例は、中小企業の基本の6つの対策。IPAの対策例をチェックリストににまとめています。
  • 取り組みを、ほかの人に示したいときは、IPAの「SECURITY ACTION」(自己宣言の制度)があります。ロゴマークを無料で使えます。

まとめ

自社診断は、25の質問で、基本、従業員、組織の3つの面を確かめるものです。「わからない」が減点になるのが特徴です。まず、点数を出して、足りないところから、直していきましょう。

関連記事

出典

広告