★ 2026-10-24 情報漏洩

身に覚えのないリンクと添付ファイルに注意。知人からのメールでも要注意

身に覚えのないリンクと添付ファイルに注意。知人からのメールでも要注意

知っている人や、取引先からのメールだと、つい安心して、リンクを開いたり、添付ファイルを開いたりしてしまいませんか。実は、そこが犯罪者のねらい目です。

この記事では、メールやSMSのリンク・添付ファイルで気をつけたいことを、やさしくまとめます。

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リンクと添付ファイルが、ねらわれている

近ごろ、フィッシング詐欺が増えています。その手口として多いのが、Webサイトへ誘導するリンクを本文に埋め込んだメールやSMSを送りつけるものです。マルウェア(ウイルスなど)への感染も、メールやSMSのリンクを経由するものが多くなっています。

送ってきた相手が、知人や仕事の取引先だと、警戒心がうすれます。そのため、つい、リンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしてしまいがちです。さらに最近は、手口が巧妙になっていて、金融機関や宅配業者からの緊急の通知を装うものが多くなっています。取引先などになりすました「標的型攻撃」のメールによる被害も、急に増えています。

フィッシングの報告件数は、今や年間約100万件にのぼり、クレジットカード会社やECサイトを装ったメッセージが多くなっています(2023年12月時点)。誰もが被害にあう可能性があります。

ねらわれやすいもの:メール・SMSのリンク、添付ファイル、取引先になりすました標的型攻撃ねらわれやすいもの メール・SMSのリンクタップしない添付ファイルよく確かめて開く 取引先になりすました攻撃標的型攻撃メール総務省 | 一情多楽

添付ファイルにも、ご用心

マルウェアの正体は、コンピュータのプログラムです。ファイルをよく確かめずに開いて(実行して)しまうと、プログラムが動き出して、感染します。通常のマルウェアは、セキュリティソフトで見つけられることも多いのですが、そうでないものがあります。

とくに怖い「マクロウイルス」

WordやExcelなどのオフィスソフトには、作業を自動化する「マクロ」という機能があります。このマクロの言語で書かれた「マクロウイルス」は、セキュリティソフトで見つけられないケースが多いので、注意が必要です。

最近のオフィス製品は、はじめの状態では、マクロの機能がオフになっています。そこで攻撃者は、ことばたくみに「マクロの有効化」をうながしたり、無条件でマクロが実行できるフォルダにファイルを移動させようとしたりします。

少しでも怪しい点があれば、マクロの機能を有効にしてはいけません。

マクロウイルスの注意:セキュリティソフトで見つけられないことが多い、怪しいときはマクロを有効にしないマクロウイルスの注意 見つけられないことが多いセキュリティソフトで 怪しいときはマクロを有効にしない総務省 | 一情多楽

偽サイトで入力を求められる情報

リンク先の偽サイトで入力を求められる情報には、次のようなものがあります。

  • クレジットカード番号、金融機関の口座番号、暗証番号
  • 住所、氏名、電話番号、生年月日
  • インターネットバンキングのIDとパスワード
  • 運転免許証、マイナンバーカードの画像情報

「身に覚えがある」メッセージでも、油断は禁物です。いつも使っているネットサービスからの「不正アクセスされたお知らせ」や、宅配業者の不在通知でも、正規のメールを装ったフィッシングかもしれません。偽のメール・SMS・サイトは、本物をそのままコピーしたものが多く、見た目で判断するのは難しいものです。

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今日からできる、5つの対策

  1. メールやSMS内のリンクはタップしない:公式サイトをブックマークしておく、正規のアプリを使うなどして、正しいサイトにアクセスしましょう。
  2. パソコンやスマホを安全に保つ:ウイルス対策サービスを使い、OSやアプリのアップデートの通知が届いたら、すぐに実行しましょう。
  3. 携帯電話会社などのセキュリティ設定を使う:迷惑メッセージブロック機能などで、偽のメッセージが届きにくい設定にしましょう。
  4. ワンタイムパスワードなどを使う:銀行やクレジットカード会社が提供している、ログインのたびに変わるパスワードを、指紋や顔認証と合わせて使いましょう。
  5. IDとパスワードを使い回さない:覚えられないときは、パスワード管理アプリを使いましょう。

怪しいメールを受け取ったときや、フィッシングサイトを見つけたとき、情報を入力してしまったときは、都道府県警察のフィッシング報告専用窓口などの相談窓口を使えます。

まとめ:知っている相手でも、まずは立ち止まる

リンクも添付ファイルも、「開く前に、ひと呼吸」。送ってきた相手が知り合いでも、警戒をゆるめないことが大切です。マクロの「有効化」を求められたら、とくに慎重に。

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出典

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