★ 2026-10-29 製品の安全

ネット通販・フリマの「製品安全誓約」って?危ない商品を見つけたときの報告先

ネット通販・フリマの「製品安全誓約」って?危ない商品を見つけたときの報告先

ネットで買い物をしているとき、「この商品、本当に安全かな?」と思ったことはありませんか? モバイルバッテリーやACアダプター、チャイルドシートなど、安全にかかわる製品は、とくに気になりますよね。

実は、主要なネット通販やフリマアプリには、リコール製品や安全ではない製品を出品から外すための「製品安全誓約」という取り組みがあります。ここでは、そのしくみと、気になる商品を見つけたときの報告先をまとめました。

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製品安全誓約って、どんなもの?

製品安全誓約は、OECD(経済協力開発機構)の「製品安全誓約の声明」をふまえて、関係する省庁と、主要なオンラインマーケットプレイス(ネット通販やフリマのような「売り買いの場」)の運営事業者が作ったものです。2023年6月29日に始まりました。

目的は、リコール製品や安全ではない製品が、命や体におよぼすリスクから、消費者をこれまで以上に守ることです。法律の枠組みを超えた、国と事業者による「自主的な取り組み」です。

12項目の約束。大事なのは、この6つ

誓約は全部で12項目です。その中から、私たちの買い物に関わりの深いものを紹介します。

  • 規制当局のサイトなどで、リコール製品や安全ではない製品の情報を定期的に確認し、見つけたら適切に対処する
  • 規制当局から出品削除の要請を受けたら、2営業日以内に出品を削除し、結果を知らせる
  • リコール製品や安全ではない製品の出品を、消費者が直接知らせられる手段を用意する。知らせを受けたら、5営業日以内に適切に対応する
  • 販売者に、製品安全の法令を学べる機会を提供する
  • リコール製品などの販売を意図的に繰り返すような悪質な販売者には、適切な措置をとる
  • いちど出品削除された製品の、再出品を防ぐ措置をとる。見つけ出す新しい技術の活用も検討する
製品安全誓約の主な約束

対象になる製品は?

対象は、主に、消費生活用製品安全法の「消費生活用製品」と、そのほかの法律で安全の規制や基準が決められている製品です。例は、次のとおりです(2026年9月10日時点)。

法律対象の製品の例
消費生活用製品安全法石油ストーブなどのPSCマークが必要な製品、乳幼児用ベッドなどの子供PSCマークが必要な製品
電気用品安全法リチウムイオン蓄電池(モバイルバッテリーを含む)、直流電源装置(ACアダプター)などのPSEマークが必要な製品
ガス事業法ガス瞬間湯沸器、ガスこんろなどのPSTGマークが必要な製品
液化石油ガス法液化石油ガスこんろ、液化石油ガス用瞬間湯沸器などのPSLPGマークが必要な製品
消防法防炎性能をうたうカーテン・布製ブラインド・じゅうたん、消火器、住宅用火災警報器など
道路運送車両法チャイルドシート、電動キックボード(特定小型原動機付自転車)、ペダル付き電動バイクなど
高圧ガス保安法スキューバダイビング用タンク、炭酸ガスシリンダーなどの容器
そのほかホルムアルデヒドなどの基準がある下着・おしめ、防じんマスク、墜落制止用器具、チェーンソー、麻薬や指定薬物の成分が混ざった製品など

モバイルバッテリーやACアダプターは、身近な製品ですね。火災の事故が心配な製品も多く含まれています。

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2025年の実績は?

2025年1月〜12月の実績を見てみましょう。

  • 規制当局から出品削除を要請された590件のうち、2営業日以内に削除されたのは581件(98.5%)でした
  • 590件の内訳は、直流電源装置が264件、リチウムイオン蓄電池が119件、LED電灯器具が69件、広告灯が38件、年少者用補助乗車装置が28件、そのほかが72件です
  • 事業者が、消費者庁の「リコール情報サイト」などを見て、自主的に出品を削除したのは14,172件で、すべて2営業日以内でした
  • メーカーなどから集めた情報をもとにした削除が2,853件、消費者からの申し出をもとにした削除が125件ありました
製品安全誓約の2025年の実績

危ない商品を見つけたら、報告できます

誓約では、署名した事業者が、消費者から直接知らせられる窓口を用意することになっています。見つけたときは、商品ページなどから報告しましょう。2026年9月17日時点の窓口は、次のとおりです。

サービス報告できる場所
Amazon.co.jpAmazonカスタマーサービス
Qoo10安全取引センター(商品ページのサムネイル画像の下の「報告する」ボタン)
au PAY マーケット違反商品の申告(「違反商品の申告(一般の方)」ボタン)
メルカリ、メルカリShopsヘルプセンター
モバオクお問い合わせフォーム
Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、Yahoo!フリマ、LINEギフト各サービスのヘルプにある「お問い合わせ」
楽天市場各商品ページの「不適切な商品を報告」から、申告内容で「リコール商品に関するもの」などを選ぶ
楽天ラクマアプリの商品ページの「問題を報告」から、理由で「リコール品」などを選ぶ
Mitsui Shopping Park &mall、三井アウトレットパーク オンラインお問い合わせフォーム
Temu各商品ページの「この商品を報告」
PAY ID(BASE)アプリの商品ページの「商品を通報」

画面や名前は、変わることがあります。くわしい場所は、各サービスのヘルプで確かめてください。

危ない商品を見つけたときの報告のながれ

気になる製品があるときは、消費者庁の「リコール情報サイト」などで、リコールの対象になっていないかを調べることもできます。

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出典

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