★ 2026-10-22 節約・省エネ

家庭の省エネ、場所別まとめ。リビングからお風呂まで

家庭の省エネ、場所別まとめ。リビング・キッチン・お風呂・洗濯・照明・窓(資源エネルギー庁)

「電気代やガス代を、少しでも減らしたい」。でも、何から始めればいいのか、迷いますよね。

この記事は、資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」にある、家庭の省エネの方法を、場所ごとに、1本にまとめた地図です。年間の節約額の目安も、あわせて載せました。くわしい内容は、それぞれの記事(リンク)で読めます。

金額や電力量は、サイトが示す前提条件での試算です。お住まいの地域や、機器、使い方で変わります。あくまで「目安」として、見てくださいね。

場所別の省エネ。リビング、キッチン、お風呂・トイレ、洗濯・掃除、照明、窓と断熱

リビング:エアコン・暖房・テレビ

  • 暖房の室温は20℃が目安。エアコン(2.2kW)で、外気温6℃のとき、設定温度を21℃から20℃にすると、年間で約1,650円の節約(1日9時間使用)。
  • 暖房は、必要なときだけ。1日1時間短縮(設定温度20℃)すると、約1,260円(エアコンの場合)。
  • 冷房は、無理のない範囲で、1℃上げる。外気温31℃のとき、27℃から1℃上げると、年間約940円。1日1時間短縮(設定温度28℃)で、約580円。
  • フィルターを、月に1〜2回、掃除する。目詰まりしている場合との比較で、年間約990円。
  • 厚手のカーテン(床まで届く長いものが効果的)と、室外機の吹出口にものを置かないこと。
  • テレビ(50V型・液晶):1日1時間、見る時間を減らすと約895円、画面の輝度を1割下げると約581円。映像モードは、標準やリビングモードに(「ダイナミックモード」は、消費電力が大きい)。
  • パソコン:使わないときに電源を切る。1日1時間の短縮で、デスクトップ型は約980円、ノート型は約170円。スクリーンセーバーは、消費電力が下がるわけではありません。

→ 冬の暖房の設定温度、エアコンの電気代を減らすコツ、テレビ・パソコンの省エネ

キッチン:冷蔵庫・調理家電・ガス

機器行動年間の節約額の目安
冷蔵庫設定温度を「強」から「中」に(周囲温度22℃)約1,910円
冷蔵庫ものを詰め込みすぎない(詰め込んだ場合と半分の比較)約1,360円
冷蔵庫壁から適切な間隔で設置約1,400円
電気ポット長時間使わないときは、プラグを抜く約3,330円
食器洗い乾燥機手洗いの場合との比較(給湯器40℃・65L/回・1日2回)約6,470円
ガス給湯器食器を洗うときの設定温度を40℃から38℃に約1,430円
ガスコンロ水1Lを沸かすとき、強火から中火に(1日3回)約390円
  • 冷蔵庫に、熱いものは、さましてから入れる。常温で保存できるものは、入れない。
  • 炊飯器のごはんの保温は、4時間までが目安。それ以上なら、電子レンジで温め直したほうが、エネルギーが少なくてすみます。
  • 野菜の下ごしらえに、電子レンジを使うと、ガスコンロより光熱費を抑えられます(葉菜は年間約940円、果菜は約1,000円、根菜は約860円)。
  • ガスコンロは、鍋底の水滴を拭いてから。平たい底の鍋がおすすめ。炎が鍋底からはみ出さないように。

→ 冷蔵庫の電気代、キッチン家電の省エネ、ガス給湯器・ガスコンロ・掃除機の省エネ

年間の節約額の大きい項目。乾燥機は自然乾燥の併用で約12,230円、食洗機は約6,470円、お風呂は約6,190円

お風呂・トイレ

  • お風呂は、間隔をあけずに入る。2時間放置して4.5℃下がった湯(200L)を追い焚きする場合(1日1回)との比較で、年間約6,190円。
  • シャワーを、1分短縮する。45℃の湯で、ガス代と水道代の合計、年間約3,210円。シャワーを1分使うと12Lのお湯が流れ、家族4人が4分ずつ使うと、浴槽1杯分とほぼ同じになります。
  • 水から沸かすより、お湯をためるほうが、省エネ。浴槽には、必ずフタをする。
  • 温水洗浄便座:使わないときにフタを閉める(貯湯式で、年間約1,080円)。暖房便座の温度を、中から弱へ(約820円)。洗浄水の温度を、中から弱へ(約430円)。

→ お風呂の省エネ、温水洗浄便座の省エネ

洗濯・掃除

  • 衣類乾燥機に、自然乾燥を併用する。8時間自然乾燥したあとに、補助乾燥する場合と、乾燥機だけの場合の比較(2日に1回)で、年間約12,230円。ここまでの項目で、いちばん大きい節約額です。
  • 洗濯物は、まとめ洗いを。容量6kgの4割を毎日洗う場合と、8割で回数を半分にした場合の比較で、年間約4,510円(電気約180円+水道約4,360円)。
  • 洗剤は、適量に。すすぎは、注水すすぎより、ためすすぎで。
  • 掃除機は、部屋を片付けてからかける(1日1分短縮で約170円)。ほうきは、使うエネルギーがゼロです。

→ 洗濯機・衣類乾燥機・掃除機の省エネ

照明

替えるもの年間の節約額の目安(年間2,000時間使用)
54Wの白熱電球 → 7.5Wの電球形LED約2,883円(電気93.00kWh)
68Wの蛍光灯器具 → 34WのLED照明器具約2,108円(電気68.00kWh)
12Wの電球形蛍光ランプ → 7.5Wの電球形LED約279円(電気9.00kWh)

照明は、汚れで1年間に5〜15%明るさが低下します。こまめに掃除しましょう。

→ LED照明の省エネ効果

今日からできる5つ。お風呂は間隔をあけずに、フィルター掃除、冷蔵庫に詰め込まない、ポットのプラグ、シャワー1分短縮

家そのもの:窓と断熱

日本の家庭のエネルギー消費のうち、約30%が暖冷房です。冬の暖房で、室内から逃げる熱の約6割、夏の冷房で、室外から入る熱の約7割が、窓などの開口部からです。今ある窓の内側に、「内窓」を付けて二重窓にすると、複層ガラス窓と同じくらいの断熱性能になる、とされています。夏は、ブラインドなどを窓の外側に付けると、内側に付けるより、3倍近い効果があります。

→ 省エネな家と窓

買い替えを考えるなら

  • いまの家電は、10年前と比べて、冷蔵庫で約15〜24%、エアコン(省エネタイプ)で約13%、温水洗浄便座(省エネタイプ)で約9%の省エネです。電球形LEDは、白熱電球と比べて約86%の省エネです。
  • 省エネ性能は、「省エネルギーラベル」や、「省エネ型製品情報サイト」で確認できます。

→ 古い家電は買い替えるべき?

どれから始める?(おすすめの順)

  1. お金をかけずに、すぐできることから: お風呂は間隔をあけずに入る、エアコンのフィルター掃除、冷蔵庫に詰め込みすぎない、電気ポットのプラグを抜く、シャワーを1分短縮。
  2. 乾燥機を使っているご家庭は、自然乾燥の併用が、いちばん大きな節約額の目安です。
  3. それでも足りないと感じたら、LED照明への交換や、窓の対策、省エネ型家電への買い替えを、考えます。

節約額の大きい順に見たいときは、節約額ランキングTOP10をどうぞ。暖房の控えすぎは、体調に影響します。高齢のかたや、小さなお子さん、体調のすぐれないかたは、無理をしないでくださいね。

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出典